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「をはじめとする」の正しい使い方とは? 例文や漢字表記について解説

にほんご倶楽部

「をはじめとする」の言い換え表現

ここからは、「をはじめとする」の言い換え表現を紹介します。

言葉のレパートリーが増えると、相手に伝えたい情報がさらに具体的で正確に伝わることもあるため、ぜひ覚えておきましょう。

(1)「を皮切りに」

「をはじめとする」と同じく、先頭に立つ代表的なものを紹介する言葉が「皮切りに」です。

最初に・手始めにといった意味があり、物事の始まりを指して、何かをアピールしたい時に用いると良いでしょう。

(2)「を筆頭に」

複数の中から最も象徴となるものとして例を挙げたい場合は、「筆頭に」というフレーズがおすすめ

「筆頭」は名前の通り、筆の頭(先)を意味する言葉で、多数の中で一番目にふさわしい人や物を言い表した言葉です。

「社長を筆頭に~」といった形で使われることが多いでしょう。

(3)「を代表する」

「を代表する」は、代表として紹介したいものを中心とした説明がしたい時におすすめの表現です。

例えば、社長など会社のトップや、人気ランキング1位の商品など、まさにそのグループの中心でありナンバーワンであるものを述べる時に使われます。

「弊社を代表する〇〇が」といった形で、○○の部分に代表的な人や物を持ってきましょう。

「をはじめとする」はグループの中心的なものを紹介する言葉

「をはじめとする」は、グループの中に含まれる複数の人や物などの中から、代表となるものを取り上げて紹介する言葉です。

このフレーズだけでは敬語になりませんが、その前後に丁寧な表現を用いることでビジネスシーンでも活躍します。

会社の主力商品の説明など、重要な情報を取引先やお客さまに伝える時にも役立つ言葉なので、この機会にぜひ使い方をマスターしておきましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月28日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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