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「懇意にしている」の意味とは? 使い方や言い換え表現を解説(例文付)

にほんご倶楽部

「懇意にしている」の類語・言い換え表現

ここでは「懇意にしている」と似た意味を持った、3つの言い換え表現と使い方を紹介します。

さまざまな言い回しを知っておくことで、シーンに適した言葉遣いができるようになりますよ!

(1)「親しくしている」

「懇意にしている」という表現は、プライベートだと堅苦しい印象を与えることがあります。そんな時は、「親しくしている」というシンプルな言い換え表現にしましょう。

特に対面で「懇意にしている」と言う場合、他の言葉に聞き間違えられてしまうことがあります。そのため、あえて「親しくしている」とすぐに伝わる表現を選ぶことも、スムーズな会話の上で大切なポイントです。

(2)「気の置けない仲」

「気の置けない仲」とは、「気遣いがいらない」「遠慮しなくても良い」という意味を持つ言葉です。

「懇意にしている」では堅苦しい印象になってしまう時に、ややカジュアルに使える言い回しです。

(3)「気心が知れている」

「気心が知れている」とは、「心が知られている状態」のことで、何でも包み隠さず話せる関係性を表した言葉です。

ビジネスで使うよりも、どちらかと言えば昔からの知人や友人、きょうだいといったプライベートでの関係性を第三者に伝えたい時に使うことが多いでしょう。

「懇意にしている」を正しく使おう

「懇意」とは、相手と親しい関係を続けている状態を表した言葉です。仲の良い個人に対して使うことはもちろん、何度も利用している企業やお店などに対しても使うことがあります。

「懇意にしている」は、ビジネスメールなどでもよく使うフレーズです。友人を目上の人や会社の知人に紹介する時は、「彼とは親しい間柄です」と伝えるよりも「彼とは懇意にしています」と使うことで、より丁寧なビジネス向けの表現になりますよ。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月27日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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