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節分とは? 豆まきのやり方や節分の食べ物も紹介

節分で豆まき以外に行うこと

「節分=豆まき」のイメージが強い人は多いでしょう。しかし、節分には他にも慣習があります。

(1)恵方巻きを食べる

恵方巻きを食べるのは関西発祥の風習といわれています。節分をお祝いし、商売繁盛を願って食べられていたようです。

恵方巻きの「恵方」とは、その年の福徳をつかさどる神様がいる方向のこと。恵方を向き、恵方巻きを切らずに1本丸ごと食べると、幸運を逃さず手に入れられると考えられています。

(2)魔除けに柊鰯(ひいらぎいわし)を飾る

「柊鰯(ひいらぎいわし)」とは、焼いた鰯の頭を柊の枝に刺したもの。「焼嗅(やいかがし)」「鰯柊」「柊刺し」などとも呼ばれます。

鬼は、鰯の生臭い臭いと柊のとげが苦手だと伝えられており、柊鰯を玄関に飾ることで邪気を追い払えるとされているのです。

ちなみに、鰯や柊に限らず、臭いの強い物やとげのある物は魔除けに良いといわれています。

(3)節分そばを食べる

12月31日の大晦日に年越しそばを食べるのと同じように、節分そばを食べることもあります。あまり知られていない風習ですが、昔は日本全国で行われていました。

今は節分そばの風習はあまりメジャーではなくなりましたが、まだ長野県や島根県を中心に節分そばが食べられています。

次ページ:地域によって異なる節分の風習

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