歩くのが速い人の特徴や心理とは? 早く歩く方法も紹介
歩くのが速い人にはどのような性格の特徴や心理があるのでしょうか。歩くのが遅いことを気にしている人は彼らを意識してみると良いかもしれません。今回は、歩くのが速い人の特徴と速く歩く方法について紹介します。
身近に歩くのが速い人はいますか? 1人くらいは思い当たる人がいるかと思います。彼らはなぜ早歩きをするのか気になりますよね。
今回は、歩くのが速い人の特徴と心理や、歩くのが遅い人との違いについて解説します。適度な早歩きは健康維持にも効果があるといわれているので、速く歩く方法についても併せて見ていきましょう。
歩くのが速い人の特徴と心理
まずは歩くのが速い人の特徴と心理を紹介します。
(1)せっかち
歩くのが速い人は、せっかちな性格の人が多いようです。先を急ぎたい気持ちが強く、それが体の動きに表れているのでしょう。
(2)怒っている
いら立っている時は、なんとなく歩く速度が速くなる気がしませんか? イライラすることで早足になってしまうことがあります。
彼らは思っていることを直接言わず、態度で怒りを表しているのかもしれません。例えば、デートの最中に急に相手の歩くスピードが速くなった時には、注意が必要かもしれません。
(3)落ち着きがない
いつも忙しなく動いていたり、落ち着きがなかったりする人も歩くのが速い傾向にあるようです。ソワソワした気持ちが行動に表れてしまっているのでしょう。
(4)楽しみなことがある
楽しみなことがあってテンションが上がっている時も、歩く速度が速くなってしまうことがあります。
目的地に早く着きたいと、そんなウキウキした気持ちでつい早歩きになってしまったことがある人もいるのではないでしょうか。
(5)好奇心が旺盛
好奇心旺盛な人も歩くのが速い傾向にあります。「新しいものが気になる」「早く次を見てみたい」という興味が行動に表れて、早歩きになってしまうようです。
歩く速度だけでなく、目がキラキラと輝いているのもこのタイプの特徴でしょう。
(6)疾走感を感じている
速く歩く時のスピード感や、風を切って歩く爽快感を楽しんでいる人もいます。周囲を追い抜きどんどん進んでいく感覚が味わいたくて、早歩きになってしまっているのでしょう。
(7)そもそもの動きが迅速
歩くのが速い人は、その他の行動も迅速である傾向があります。
例えば、仕事のシーンでは書くのが速い、タイピングが速いなど、業務を迅速にこなす人が多いようです。
(8)人に合わせるのが苦手
複数人で一緒に歩いている時に、1人だけが先に進んでしまっている、という人もいるかと思います。このタイプは、人に合わせて何かするのが苦手なようです。
(9)無意識
特に理由もなく、無意識で早歩きしている人もいます。
その人にとっては普段通りに歩いているだけなので、自分のスピードが速いということに気づいていない可能性が高いでしょう。
歩くのが遅い人との性格の違い
歩くのが速い人と遅い人には、何か違いがあるのでしょうか? ここでは、両者の性格の相違点について解説します。
(1)競争心があるかどうか
まず、歩くのが速い人と遅い人との性格の違いにおいては競争心の有無があるようです。
早歩きになりがちな人は、「他の人より早く目的地に着きたい」という思いがあるのかもしれません。
逆に歩くのが遅く、特に周囲を気にしない人は、あまり競争心がなく、のんびりとしたタイプだといえるでしょう。
(2)前のめりかどうか
両者の違いとして、物事に対する姿勢が前のめりかどうかというのも挙げられます。
早歩きな人は、「早く目的地に着いて何かを成し遂げたい」という思いが強い人でもあるので、気持ちが先走りがちな性格だといえるでしょう。言い換えれば、積極的なタイプです。
一方、歩くのが遅い人は自分のペースを大事にする人が多いので、周りの状況に振り回されず落ち着いて物事を進めることができるでしょう。
決してどちらの方が良いというわけではありませんが、歩く速さと性格には多少の関連性があるのかもしれません。
歩くのが速い人になる方法
適度な早歩きは健康にも良いといわれていますよね。
ここでは、歩くのが速い人になる方法を見ていきましょう。健康面で早歩きがしたいと思っている人は、日々の生活の中で少し意識してみてくださいね。
(1)歩く速度を計る
今の自分がどのくらいのスピードで歩いているのかを知るところから始めるのもおすすめです。
併せて、周囲の人の歩く速度を観察してみましょう。そして、どのくらいのスピードで歩きたいか目標を決め、意識しながら調整していってください。
自分の理想に近づけているかどうかを把握するためにも、歩く速度を計ることを習慣づけると良いかもしれません。
(2)決まった区間だけスピードを上げる
ずっと早歩きし続けるのは大変ですので、まずは決まった区間だけスピードを上げるようにしてみましょう。
通勤や通学で公共交通機関を使っている人は、1駅前で降りて、目的地までいつもより気持ち速めに歩くことを意識してみるのがおすすめ。
少しずつ早歩きする区間を長くしていくことで、次第に速く歩くことに慣れていくはずですよ。
(3)筋力を付ける
歩く時に使う脚の筋力を付けることで、速く歩けるようになることもあるでしょう。
筋力アップのためには、隙間時間を使って、ちょっとしたトレーニングをしてみるのがおすすめです。家事をしながらスクワットをしてみたり、寝る前にストレッチをしたりするのも良いでしょう。
筋トレを心掛けることで代謝も高まるので、ダイエット効果もありますよ。
自分に合った適度なスピードで歩くのがベスト
歩くのが速いことが必ずしも良いわけではありませんが、適度なスピードで歩くことは健康の観点でも効果的です。
歩くのが遅いことを気にしているのであれば、自分の理想のペースで歩けるようになるための努力をすると良いでしょう。
逆に、無意識のうちに周囲を置いてけぼりにしてしまうことが多いのであれば、周りに合わせて歩くことも時には必要です。
いずれにしろ、今の自分どのくらいのスピードで歩いているかを把握し、自分に合ったペースを意識するのが良いでしょう。
(神戸 梛来)
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※この記事は2023年09月28日に公開されたものです