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赤富士は縁起が良い? 理由やスピリチュアルな効果を解説

紅たき(占い師・コラムニスト)

赤富士とは、富士山が太陽の光を浴びて赤く染まっているように見える減少のことを言います。さまざまな条件がそろわないと滅多に見ることができない赤富士は、その希少性から強いスピリチュアルパワーを持っているといわれます。今回は、占い師の紅たきさんが、赤富士は縁起が良いとされる理由や、期待できるご利益を解説します。

日本一高い山である富士山。霊験あらたかな山として、スピリチュアルなパワーがあると言う人も多い山です。

四季折々で富士山はさまざまな姿を見せてくれますが、中でも「赤富士」は滅多に見ることができず、非常に縁起が良いといわれています。

今回は、赤富士は本当に縁起が良いのか、具体的にはどのようなご利益があるのかを解説していきます。

赤富士とは?

赤富士とはその名の通り、富士山が赤く見える現象のことをいいます。いつでも見られるものではなく、ある条件が全てそろわないと見られないのです。

では、どんな条件がそろえば赤富士を見られるのか、いくつか例を挙げていきます。

見られる時期

赤富士は、7月から10月頃までしか見られません。ただし、この時期であっても必ず見られるというわけではなく、1年の間に数回程度しか見られないといわれています。

見られる天候

赤富士を見られるのは、雨が降った翌日といわれています。また、雲一つないような晴れ空であることも条件の1つです。

前日に雨が降ることで空気中のチリやほこりが発生しづらくなり、赤富士がクリアに見える可能性があるといわれています。

見られる時間帯

太陽が出てくる方向に雲がかかっていないことで、富士山に太陽光がよくあたります。そのため、富士山が赤く染まったように見えるのです。しかも、1日のうちいつでも良いわけではなく、朝日が昇る早朝でないと見ることができないといわれています。

以上のような条件が全てそろうと、太陽の光に赤く染まった、とても幻想的な富士山を見ることができます。

しかし、条件がそろうことは滅多にないため、赤富士が見られたらとても幸運だとされてきたのです。

赤富士は縁起が良い?

赤富士は滅多に見ることができないため、見られたらラッキーです。その希少性から、縁起が良いとされてきました。

ここからは、赤富士は縁起が良いのかどうかを考えていきます。

風水的に「赤」は縁起が良い

風水では、赤色は富や生命力を表す色とされ、赤い持ち物を持つと縁起が良いとされてきました。

そのため、赤富士には「厄災を払う」「商売繁盛」「願望成就」「悪縁が切れる」などの意味があると昔からいわれているのです。

赤富士の絵を、太陽が昇る方角である東に飾ると、特にこれらの効力を発揮しやすいとされています。

参考記事はこちら▼

風水と色の関係とは? 占い師&ライターの大柴あまねさんにくわしく教えてもらいました。

赤富士は縁起が悪いといわれる場合もある?

しかし中には、赤富士は縁起が悪いという見解もあるようです。その理由は、赤く染まった山が、山火事や噴火を連想させるからだと言います。

人知を超えたスピリチュアルなパワーを思わせる赤富士は、人によっては「恐ろしいもの」だと感じるのかもしれません。

▶次のページでは、赤富士がもたらすスピリチュアルな効果を解説します。

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