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「申し訳ありませんでした」の正しい使い方は? 意味と注意点を解説(例文付)

にほんご倶楽部

「申し訳ありませんでした」の言い換え表現

「申し訳ありませんでした」の主な言い換え表現をご紹介します。状況によって適切な言い換え表現を使うことで、相手の気持ちに寄り添った丁寧な謝罪ができます。

(1)「お詫びいたします」

「お詫びする」とは、こちらの不手際に対して詫びたい、謝りたいという姿勢を表す言葉です。申し訳ないけれど何も言い分けのしようがないことに対して使用します。

より謝罪の気持ちを示したい場合は、前に「謹んで」や「深く」をつけると良いでしょう。

参考記事はこちら▼

メールでお詫びをする際に気を付けるべきポイントを、マナー講師の松本繁美さんに伺いました。

(2)「陳謝します」

「陳謝します」は、事情を述べた上での謝罪に使える言葉です。ミスを認めて素直に謝る「申し訳ありませんでした」とは少し違うニュアンスを持っており、謝罪するにいたった経緯や、そのミスが発生した事情が明確な場合に使用できます。

対面でも使いますが、ビジネスメールでもよく使う言葉のため言い換え表現として覚えておきましょう。

(3)「お詫びの言葉もありません」

「お詫びの言葉もありません」は謝る言葉を見つけることもできないほど、こちらが悪いと認めている表現です。

そのため「申し訳ありませんでした」と同じ意味で使えます。ニュアンスとしては、より深く謝罪をしたい時や、取り返しのつかないミスをしてしまった時に適しているでしょう。

「申し訳ありませんでした」を正しく使おう

「申し訳ありませんでした」はビジネスシーンでよく使うお詫びの言葉です。相手に誠意を持って謝る気持ちが伝わるように、正しい使い方をしましょう。

特に「申し訳ありませんでした」の多用は、かえって上辺だけのイメージがついてしまいます。言い換え表現を使うなどして、その時の状況に合った謝罪を心掛けることが大切ですよ。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年02月02日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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