「わかりかねます」の意味とは? 使い方や言い換え表現も紹介(例文つき)
「わかりかねます」を使う時の注意点
「わかりかねます」を使う時は、以下の点に注意しましょう。
(1)わからない理由を説明する
相手からの問い合わせに対して「わかりかねます」と答える際は、なぜ回答できないのか説明するとベターです。
こうすれば、誠実な印象を与えられますし、相手の不満を和らげられる可能性もあります。
さらに「いつ頃回答できるか」の目安も併せて伝えると、より丁寧な印象を与えられるでしょう。
例文
・「お問い合わせいただいた不具合の件ですが、現在調査に時間を要しており詳細がわかりかねます。お待たせして申し訳ありませんが、週明けにはめどが立つ見込みですので、その際に改めてご連絡差し上げてよろしいでしょうか」
(2)代替案や解決策を一緒に伝える
質問を受けた際、ただ「わかりかねます」と返答するだけだと、相手は「じゃあどうしたら良いの?」と困惑するかもしれません。場合によってはクレームにつながる恐れもあります。
そうならないよう、「わかりかねます」と返答する時は、一緒に代替案や解決策を伝えることが大切です。
(3)クッション言葉と併用する
相手からの問いかけに対し、単に「わかりかねます」とだけ返すと、冷たい印象を与える可能性があります。
それを避けるには、「申し訳ありませんが」「あいにくですが」などのクッション言葉をセットで使うと良いでしょう。
参考記事はこちら▼
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