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「夜分遅くにすみません」は失礼? 正しい意味と使い方を解説(例文付)

にほんご倶楽部

「夜分遅くにすみません」の使い方と例文

「夜分遅くにすみません」は、遅い時間にビジネスメールを送る時のあいさつ文やクッション言葉として使われるのが一般的。

使用シーンとしては、本日中が締め切りのプレゼン資料の送付時や、明日の朝早くにある会議時間が決定した時など、やむを得ない理由がある時です。

急ぎの要件がある時に使える便利な言葉ではありますが、そもそも夜遅くにビジネス関連の連絡をするのはマナー違反。相手の希望がある場合や、どうしてもその日中に伝えておきたい重要な事柄のみ連絡するようにしましょう。

例文

・「夜分遅くにすみません。明朝に予定されていた会議ですが、日程が変更となりました。今夜中にお伝えした方が良いかと思いご連絡いたしました」

・「夜分遅くすみません。資料を添付させていただきましたので、よろしくご査収ください。本日が〆切のためお送りさせていただきました。繰り返しになりますが、夜分(遅く)に失礼しました」

例文のように冒頭でこの言葉を使うことで、本題へ入る前に夜遅くの連絡にお詫びを入れる役割を持ちます。

また、より丁寧な印象にしたい時は、「繰り返しになりますが」などを付け加え、文の締めくくりに再度使用すると効果的です。2回使用する場合は、最後の「遅く」を削る方がくどくなくスマートと言えるでしょう。

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