「夜分遅くにすみません」は失礼? 正しい意味と使い方を解説(例文付)
業務時間外にメールを送る時の注意点
業務時間外に仕事の連絡をするのは、基本的にNGです。そんな時に「夜分遅くにすみません」を利用すると便利ですが、より丁寧な印象にしたい時は、以下のような点に気をつけましょう。
(1)用件のみを簡潔に伝える
ただでさえ非常識にあたりがちな夜分の連絡では、内容をまとめて簡潔に伝えることが重要。いくら親しい間柄とはいえ、長々としたあいさつ文や余談は相手に手間と負担を与え、あなたの印象を下げかねません。
「拝啓」などの書き出しは省略し、できるだけ簡潔に伝えることを心がけましょう。ただし、誠実な対応が求められる謝罪文などは例外です。
(2)夜に連絡する理由を必ず書く
「夜遅くにすみません」の一文に続けて、夜遅くに連絡しなければならない理由を書くことが鉄則です。「明日でも問題なかったのでは?」と判断されてしまうと、ただただ失礼な連絡と捉えられてしまう可能性があります。
気持ちが焦ってつい理由が抜けることもあるかもしれませんが、締め切りが今日、明日の朝までに伝えたい内容があるなど、急ぎである理由を併記しておきましょう。
(3)休日の連絡は極力避ける
緊急の要件を除き、相手が休みの日の連絡は基本的に避けましょう。夜分はもちろん、昼間であってもプライベートな時間を奪うことに変わりはありません。
休日に連絡する場合は、いずれの時間帯であっても「休日にすみません」と加え、謝罪の意を伝えましょう。