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【難読】なんて読む? 「矜持」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「矜持」の読み方です。

“ねんじ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「矜持」の読み方は?

「持」は、持参、維持と読むので“じ”という読み方は馴染みがありますよね。しかし、「矜」は、あまり見ない漢字かもしれません。さて、二つを合わせてなんとと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“きょうじ”と読みます。

「矜持」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「矜持」の意味は以下のように解説されています。

きょう‐じ〔‐ヂ|‐ジ〕【×矜持/×矜×恃】
《慣用読みで「きんじ」とも》自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。「―を傷つけられる」

プライドや自尊心という意味合いで使われる言葉です。よく「男の矜持」といって、男としての自信、自負、誇りというニュアンスで使うのですが、聞いたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「矜持」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。目にしたことはあっても、読み方を間違えていたという人も案外多いのではないでしょうか。

見たことはあっても、あまり日常的に使う言葉ではないので耳にする機会もなかったかもしれませんね。この機会に正しい読み方を覚えましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年05月11日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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