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【難読】なんの草?「菠薐草」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「菠薐草」の読み方です。

なんの草? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「菠薐草」の読み方は?

「菠薐」は、見慣れない漢字ですが草冠がついているので、「草」と合わせて何かの植物なのかなという想像はできると思います。

では一体「菠薐草」は、なんと読むのでしょうか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうれんそう”と読みます。

「菠薐草」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「菠薐草」の意味は以下のように解説されています。

ほうれん‐そう〔ハウレンサウ〕【×菠×薐草】

ヒユ科の一・二年草。根は赤みを帯びる。4、5月ごろ、とう立ちして黄緑色の花が穂状につく。雌雄異株。代表的な葉菜の一。品種が多く、葉に切れ込みのある東洋種とない西洋種とに分けられる。アジア西部の原産で、菠薐はネパールの地名、または、ペルシアのことという。日本には16世紀ごろ中国から東洋種が渡来し、明治時代に米国から西洋種も導入。《季 春》「しをらしや細茎赤き—/鬼城」→報連相

今の時期、お鍋に入れたりして食べる機会も多いのではないでしょうか。漢字で目にしたのは初めての方も多いと思いますが、「菠薐草」と書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「菠薐草」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。身近な野菜ですが、そもそも名前の由来がネパールの地名だったなんて知らなかったですよね。

漢字で書く機会はそうそうないと思いますが、買い物中に見つけたらこんな漢字だったなと思い出してみてくださいね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年12月03日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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