【難読】“ごうはね”じゃない!「合羽」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「合羽」の読み方です。
“ごうはね”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「合羽」の読み方は?
「合」は、集合、合体と読むので、“ごう”、“がっ”、「羽」はそのまま“はね”、羽毛と読むので“う”という読み方もありますよね。
しかし、二つを合わせて“ごうはね”や“ごうう”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かっぱ”と読みます。
「合羽」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「合羽」の意味は以下のように解説されています。
カッパ【(ポルトガル)capa】【合羽】
1 雨天の外出に用いる外套 (がいとう) の一。ラシャ製のものが伝わったが、日本では綿布や紙に桐油 (とうゆ) を引いて、形も、袖のない丸ガッパから着物風の袖ガッパになった。雨ガッパ。2 荷物・駕籠 (かご) などの雨よけに用いる桐油紙。
レインコートという意味合いで使ったことがあると思います。カタカナで表記されることが多いですが、漢字では「合羽」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「合羽」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。馴染みがある言葉なのに、案外漢字で書かれているとすんなり読めないものもありますよね。
「合羽」で“かっぱ”と読むのは、ポルトガル語に漢字を当てた当て字なんだそうです。由来を一緒に知ると、新しい発見がありますね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年12月25日に公開されたものです