【難読】“うみぞう”ってなに? 「海象」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「海象」の読み方です。
“うみぞう”? なにそれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「海象」の読み方は?
「海象」は、“うみぞう”、“かいしょう”のどちらかの読み方かな、と思うかもしれませんが、絶対に知っているあの動物を表す言葉になります。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“せいうち”と読みます。
「海象」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「海象」の意味は以下のように解説されています。
セイウチ【(ロシア)sivuch】
鰭脚 (ききゃく) 目セイウチ科の哺乳類。北極海にすみ、体長約3.8メートル、体重約3トンに達する。2本の牙 (きば) が雌雄ともにあり、雄では1メートルにも達する。貝を主食とする。
[補説]「海象」「海馬」とも書く。
水族館で見たことがある人も多いでしょう。セイウチのことですね。
漢字で書くと「海象」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「海象」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。絶対に聞いたことがあるけれど、漢字は初めて知ったという人もいるのではないでしょうか。
なかなか漢字で見る機会はない言葉ですが、海で生活し、象のような大きい牙があることから「海象」と書くのかもしれません。由来を考えてみるとおもしろいですね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年12月26日に公開されたものです