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セルフプロデュースとは? 3つのメリットと実践方法・コツを紹介

にわのとまと

セルフプロデュースとは「自分自身を演出すること」で、セルフブランディングとも呼ばれます。具体的には、どんなメリットがあるのでしょうか? この記事では、セルフプロデュースの意味やメリット、また具体的な実践方法まで紹介します。

「なかなか自分らしさを周囲にアピールできてない……」と感じた経験はありませんか?

そんな人におすすめしたいのが、セルフプロデュースです。

セルフプロデュースを実践することで、なりたい自分を具体的にイメージでき、個性や強みを周囲にアピールできるようになるでしょう。

今回は、セルフプロデュースのメリットや方法について解説します。

セルフプロデュースとは?

セルフプロデュースという言葉について、あまり聞きなじみがないという方も多いでしょう。

セルフプロデュースとは、「自己演出」「セルフブランディング」ともいわれ、なりたい自分を思い浮かべ、個性や強みをアピールしていくことです。

自分の長所を聞かれて、すぐに答えられる人はそんなに多くないかもしれません。

ですが、自分が気づいていないだけで、人にはそれぞれ魅力があるもの。

セルフプロデュースとは、自分自身の個性や強みを分析して、それをどう生かせば理想の自分像に近づけるかを戦略的にアピールしていく方法だといえます。

セルフプロデュースをする3つのメリット

セルフプロデュースは、ペンと紙さえあれば始められ、お金をかけずに実践できるのがメリットの1つ。

実際に取り組むことで、どのような効果を期待できるのでしょうか?

ここでは、セルフプロデュースのメリットを3つ紹介します。

(1)自信がつく

セルフプロデュースをするには、まず自分の個性や強みを客観的に理解するところから始めます。

そのため、今までは気づかなかった自分自身の魅力を再発見することができるでしょう。

他の人とは違う自分の強みを知ることで、それがきっと自信につながっていくはずです。

(2)チャンスを得やすくなる

セルフプロデュースによってあなた自身の強みが明確になれば、それを周囲にもアピールしやすくなります。

そして、しっかりとその強みが周囲に理解されることで、他者から選ばれる人になれるでしょう。

「この仕事なら○○さんが得意そうだな」と、さまざまなチャンスを得られる可能性があります。

(3)他人と比べなくなる

セルフプロデュースの過程では、自分自身の長所や個性と向き合うことになります。

他者と比較するのではなく、自分自身をしっかり見つめ直すことができるでしょう。

自分の強みにフォーカスして周囲へアピールしていくことで、他人と比べることは徐々になくなっていくはずです。

セルフプロデュースの実践方法

続いては、セルフプロデュースの具体的な実践方法を見ていきましょう。

(1)現状の自分について書き出す

セルフプロデュースの第1ステップは、自分自身についてよく知ることです。

まずは、現状の自分の得意分野や長所・短所を紙に書き出してみましょう。

具体的には、以下などです。

・得意なことは何か

・好き、楽しいと感じることは何か

・人に褒められることは何か

・苦手だと感じることは何か

ポイントは、ネガティブ・ポジティブなこと両方について、思いつく限りのことを書き出してみること。

もし、自分だけでなかなか思いつかない場合は、家族や友達に協力してもらっても良いでしょう。

(2)理想の自分像について書き出してみる

次に、自分がなりたい理想像を紙に書き出してみましょう。

以下の2点を中心に考えてみると良いかもしれません。

・他者からどう思われたいか

・自分にとっての理想像はどんな姿か

まずはざっくりと「こんな人になりたい」と思い浮かべるだけでもOK。身近な人でも憧れの芸能人でも構いません。

ある程度、理想の姿が書き出せたら、さらにその理想像を具体的に深堀りしていきます。

例えば、「仕事ができる人」という理想を挙げた場合、あなたにとって仕事ができるとはどんな要素が含まれるのかを書き出してみるのです。

「優先順位をつけて効率良く進行できる」「○○の知識を持っている」など、できるだけ具体的に要素を抽出することがポイントです。

(3)理想の自分になるためにすべきことを書き出す

現状の自分と理想像を書き出せたら、次は理想の自分になるためにこれから伸ばしていく点を書き出します。

克服すべきところ、さらに伸ばしていくところを具体的に挙げてみてください

そして、具体的にどんな行動をしていくかまで落とし込んでいきましょう。

(4)行動のために必要な準備をする

具体的にやるべきことが挙げられたら、それを実践するために必要な準備をしていきます。

例えば資格取得のために勉強が必要だと考えるなら、テキストの手配や学習スペースの確保、勉強用に新しくパソコンを準備しても良いでしょう。

環境を整えることで行動に移すモチベーションのアップにもつながります。

(5)期限を決める

具体的な行動が決まり、その準備が整ったら、期日をしっかりと設定しましょう。

「いつからスタートする」「いつまでに達成する」などと、明確な期限を設けてみてください。

そして、最終目標の達成期日が決まったら、そこから逆算をして、毎週・毎月の小さな目標も設定してみましょう。

具体的に期日を決めてスケジューリングすることで、先延ばしにしてしまうのを防ぐことができます。

(6)定期的に振り返る

セルフプロデュースにおいて忘れてはいけないのが、「プロデューサーの視点」です。

目標達成に向けて行動を始めた後、そして目標を達成した後も、定期的に客観的な視点から自分を分析してみてください。

チェック表を作って各項目を点数で振り返れるようにしておくと、強化するポイントが明確になります。

定期的に振り返ることで、もっと伸ばしたいところ、より成長できた部分を把握でき、さらにモチベーションアップへとつながるはずです。

セルフプロデュースをする上で大事なポイント

最後に、セルフプロデュースをより効果的に実践するためのポイントを紹介します。

(1)第三者に相談してみる

セルフプロデュースをする上で、まずは自分の現状を把握することがとても大切。

自分は何が得意で、何が不得意なのか、身近にいる人に聞いてみることもおすすめです。

自分では短所だと思っていた部分が、実は第三者から見ると長所だと思われている場合もありますよ。

(2)自分らしさを忘れない

セルフプロデュースを実践すると、自分の長所が見えると共に、短所についても新たに見えてきてしまうことがあるでしょう。

そんな時、どうしても他人と比べたり、理想像と比べたりしてネガティブになってしまうかもしれません。

ですが、セルフプロデュースで大切なことは、ありのままの自分を知ることです。

必要以上に大きく見せたり、逆に卑下しすぎたりすることなく、自分自身の個性や魅力を客観的に見つめるようにしましょう。

(3)前向きな気持ちを心掛ける

セルフプロデュースで周囲に自分の強みをアピールするには、あなた自身が自分のことを好きでいることが何よりも大切です。

現状の自分となりたい自分に差があったとしても、それはこれから伸ばしていけば良いことであり、ネガティブになる必要はありません。

前向きな気持ちで取り組むことで、あなたの個性や魅力がさらに伸びていくはずですよ。

自分自身の魅力を再発見してセルフプロデュースしよう

自分自身の個性や強みを周囲にアピールしてくセルフプロデュースは、仕事でもプライベートでも、きっとあなたの可能性を広げてくれることでしょう。

セルフプロデュースを実践することで、自分でも気づかなかった新たな一面に出会えるかもしれません。

紙とペンを用意して、さっそく今日からセルフプロデュースを始めてみてはいかがでしょうか?

(にわのとまと)

※画像はイメージです

※この記事は2021年12月23日に公開されたものです

にわのとまと

大学生をしながらライターとして活動中。 過去には保育園やカフェなどでボランティア活動を経験。 将来は、子どもと関われる仕事に就くことを目指している。

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