世界三大紅茶の「キーマン」って? 産地や味・香りの特徴
紅茶の種類の1つ、キーマン。名前は聞いたことがあるものの、飲んだことがない方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、今回はキーマンの特徴とおいしい飲み方を紹介します。
紅茶といえばダージリンやアールグレイが有名ですが、世界にはおいしい紅茶が他にもあります。キーマンがその1つです。
キーマンは世界三大紅茶の1つといわれていますが、飲んだことがない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、キーマンとはどんな紅茶なのか、味わいや香り、おいしい飲み方について紹介します。
目次
キーマンとはどんな紅茶?
キーマンについてよく知らない人のために、まずは基本的な特徴を紹介します。
世界三大紅茶の1つ
キーマンは、インドのダージリン、スリランカのウバと共に世界三大紅茶に数えられています。豊かな香りを持ち、国際的に品質が認められているおいしい紅茶です。
中国の安徽省祁門縣が産地
キーマンの産地は中国の安徽省(あんきしょう)祁門縣(きもんけん)。
温暖湿潤気候で、霧が発生しやすいため、それがキーマン独特の香りや味わいを生み出しています。
収穫されるのは6~9月と短期間で、わずかな量だけしか収穫できない希少な紅茶です。
品質で段階分けされている
キーマンは、茶葉の品質によって超特級、特級、一級、二級、三級というように分けられています。最高品質にあたるキーマンは、世界の王族も愛飲しているといわれています。