みんな間違えている? 「破天荒」の本来の意味を例文つきで紹介
「破天荒」はどんな時に使えるのか?(例文つき)
ここからは、どんな時に「破天荒」が使えるかを、場面ごとに紹介します。
「誰も成し得なかった」という意味で使う時
それまで誰も行うことができなかった事業や取り組みなどについて、「破天荒な事業」「破天荒な試み」と表すことができます。
またある地域や集団の中で、前例のないことが起きた時にも使えます。
例文
・少数精鋭のM社は、その規模だからこそのメリットを生かし、大企業では難しい破天荒な事業を手掛けている。
・この春、わが校から創立来初めての東大合格者が出たことは破天荒で、実に喜ばしい。
新たな変化が起こった時
それまでになかった、新たな目まぐるしい変化について「破天荒な変化」などと使うこともできます。
例文
・その小さな村にとって、SNSで村民の10倍ものフォロワーを得て、数千万円ものふるさと納税額を得たことは、破天荒な変化だ。
「これまでなかったこと」という意味で使う時
この場合は、人物ではなく事柄について「破天荒な○○」と使います。
例文
・B店では起死回生を狙って、消費税10%還元という破天荒なセールで話題をさらった。