お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

内向型の特徴4つ。外向型との違いも解説(診断つき)

高見綾(心理カウンセラー)

「内向型」とはどんな人で、「外向型」とどう違うのでしょうか。本記事では心理カウンセラーの高見綾さんが、内向型な人の特徴、強み&弱み、あるあるな悩みとその対処法を解説。また、自分が内向型かチェックできる診断も紹介します。

性格には大きく分けて「内向型」と「外向型」があるとされています。

内向型な性格であることで、日常生活でストレスを感じることはありませんか?

今回は、内向型の特徴を解説するので、自分に当てはまるかどうか参考にしてみてください。

また、内向型の人によくある悩みを軽減するためのコツについても、詳しく紹介します。

内向型とはどんな人?

性格分類の1つとして、「内向型」「外向型」という概念があることを最初に提唱したのは、スイスの心理学者・精神科医のユングでした。

それ以来さまざまな研究が進んだことにより、内向型と外向型では脳の働きや遺伝子に違いがあることが分かってきています。

どの人も、内向型と外向型の両方を持ち合わせています。先天的なものと、環境や経験などの後天的なものの影響によって、その度合いは変化するとされています。

内向型の人は、意識が自分の内側に向いており、1人の時間を過ごすことでエネルギーを充電します。

内向型の人は控えめで大人しく慎重な性格です。交友関係も狭く深く関わるのが好きなタイプです。

内向型の人は、「社交的ではない自分は良くないのかな」と自信をなくしたり、「自分を変えないといけないのだろうか」と不安を抱いたりしたこともあるかと思います。

でも、内向型であることは特徴の1つであって、欠点というわけではありません。

内向型の特徴は「人の気持ちに深く共感できる」「洞察力がある」など、強みとして生かすことができますので、無理に克服しなくても良いのです。

むしろ、「自分はこういう特徴があるのだな」と受け入れ、適性を発揮できる場所を見つけていくことが大切になります。

内向型と外向型の違い

内向型の人は意識が自分の内へ向くのに対し、外向型の人は意識が自分の外側に向いており、誰かと一緒に過ごすことでエネルギーを充電します。

外向型の人は社交的でオープンな性格で刺激を好みます。広く浅い交友関係を持ち、物事をストレートに考える傾向があります。

内向型の特徴4つ

ここでは、内向型な人の特徴を解説します。

(1)1人の時間を大切にする

内向型な人は外界からの刺激に敏感なため、外出したり人と会ったりすると、それが楽しかったとしてもエネルギーを消耗します。

そのため、回復するのに1人の時間が必要なのです。

(2)感情が表に出にくい

内向型な人は話すより聞く側になることが多く、大人しく控えめです。

喜怒哀楽はあるものの、表情に出にくいため、周りからは「何を考えてるのか分からない」「つかみどころがない」と思われることも。

(3)思考を巡らせることが好き

思考を巡らせてあれこれ考えることが好きというのも、内向型な人の特徴です。

時には会話中でも、自分の世界に入って空想を膨らませたりしてしまうことがあるようです。

(4)浅い会話は苦手

内向型な人は、物事を深く追求していくことが好きなので、雑談や世間話のような浅い会話は苦手です。

友人と一緒にいる時も、興味のあることについて意味のある会話をしたがる傾向があります。

▶次のページでは、自分が内向型か外向型かチェックできる診断を紹介。また、内向型な人の強みと弱みについても解説します。

次のページを読む

SHARE