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【難読】なんと読む? 「縺れる」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「縺れる」の読み方です。

“なにれる”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「縺れる」の読み方は?

「縺」は糸偏の右側が「連」のような形なので、“れん”と読むのかな、と思った人もいるかもしれません。

しかし、これに送り仮名の「れる」をつけて“れんれる”と読むのは、さすがに違和感がありますよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“もつれる”と読みます。

「縺れる」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「縺れる」の意味は以下のように解説されています。

もつ・れる【×縺れる】
[動ラ下一][文]もつ・る[ラ下二]
1 線状のものがからまり合って解けなくなる。「髪が―・れる」

2 足・舌などが思うように動かず、言語・動作に支障をきたす。「足が―・れる」

3 事柄が入り組んで決着のつかない状態になる。「交渉が―・れる」「試合が―・れる」

糸が絡まって解けなくなる、物事がごたごたするといった意味合いで使われます。
「酔って足が縺れる」、「話が縺れる」なんて聞いたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「縺れる」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「縺」自体は文字化けしたときによく見る漢字ですが、読み方はわからなかった人も多いかもしれませんね。

見たことがある漢字なのに意外と読み方を知らない、なんてものが他にもあるかもしれません!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年09月16日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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