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【難読】なんて読む?「拉げる」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「拉げる」の読み方です。

読み方が全然わからない! という方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「拉げる」の読み方は?

「拉」は拉致と読むので、“ら”という読み方は知っている人もいるでしょう。

しかし、これに送り仮名の「げる」をつけて、“らげる”と読むのはさすがに違和感がありますよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ひしゃげる”と読みます。

「拉げる」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「拉げる」の意味は以下のように解説されています。

ひしゃ・げる【▽拉げる】
[動ガ下一][文]ひしゃ・ぐ[ガ下二]押されてつぶれる。ぺしゃんこになる。ひしげる。「箱が―・げる」「フロントの―・げた車」

押されてつぶれる、ぺしゃんこになるという意味合いの言葉ですね。

「事故により、車のドアが大きく拉げてしまっています」なんて、ニュースなどで耳にしたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「拉げる」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なかなか読み方が想像しにくいですが、聞いたことはある言葉なのではないでしょうか。

あまり使う機会は多くない言葉かもしれませんが、覚えていて損はないですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年08月31日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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