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【難読】“ねじる”だけじゃない!? 「捩る」の読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「捩る」の読み方です。

“ねじる”以外の読み方があるの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「捩る」の読み方は?

「捩る」は、“ねじる”という読み方を知っている人はいますよね。しかし、実は“ねじる”以外の読み方もあるのを知っていますか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“もじる”とも読みます。

「捩る」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「捩る」の意味は以下のように解説されています。

もじ・る〔もぢる〕【×捩る】
[動ラ五(四)]
1 著名な詩文などの文句をまねて言いかえる。「古歌を―・って世相を風刺する」

2 ねじる。よじる。ひねる。
「しねくねと肩を―・りながら」〈里見弴・多情仏心〉

[可能]もじれる
[動ラ下二]「もじれる」の文語形。

“もじる”という響きから想像するとおりの意味だったのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「捩る」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことがあっても、漢字は知らない言葉も多いですよね。

「捩る」は読み方や意味が一つではないので、文脈や意味に気を付けて使いたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年09月01日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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