お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「取り計らう」は上司に使ってOK? 意味と正しい使い方

どいまちこ

「取り計らう」という言葉の意味とは? 今回は、ビジネスシーンで多様する「取り計らう」の使い方を詳しく解説します。「目上の人に使ってOK?」「言い換え表現は?」などポイントを押さえて、正しく使いこなしましょう。

ビジネスシーンでよく使う「取り計らう」という言葉。この「取り計らう」は文章やメールなどで使われます。

しかし、使い方を間違えると相手によっては失礼な印象を与えることも。今回は、「取り計らう」の正しい意味や使い方、言い換え表現などを紹介します。

「取り計らう」の正しい意味

まずは「取り計らう」の正しい意味を押さえていきましょう。

「取り計らう」の意味

「取り計らう」という表現は、「うまく物事が運ぶように柔軟に対応をする」という意味を指します。また、単純に「扱いや処分」を表すことも。

「取り計らう」という言葉は、「取り」と「計らう」の2つの言葉から作られています。

「取り」は、動詞の前につける「接頭語」の1つ。語調を整え、より改まった印象を与えます。それに続く「計らう」は、「適切に処理をする」や「対処をする」という意味を持ちます。

「取り」がつくと改まったニュアンスになる

前述の通り、「取り」と別の動詞を組み合わせた言葉は、伝わり方がより改まったものとなります。

例えば「取り決める」という言葉は、しっかりと考慮して決めるというニュアンスが伝わります。

他にも「取り調べる」という言葉は、事件などに対して使われる言葉です。証拠を基に調べる強い意気込みが伝わります。

「取り計らう」は「計らう」の強調表現

このように「取り計らう」は、「計らう」という言葉の強調表現になり、下記のようなニュアンスがあります。覚えておきましょう。

・相手との考えを併せて、適切に処理をする。

・物事を決める場合に、話し合う。

・計画を立てる

・適当に選択して決める。

・柔軟な対応をする。

次ページ:「取り計らう」の使い方と例文

SHARE