【難読】“ぬりす”じゃない! 「塗す」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「塗す」の読み方です。
「塗る」で“ぬる”と読むので、“ぬらす”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「塗す」の読み方は?
「塗」は、塗料、塗装と読むので、“と”という読み方は知っているのではないでしょうか。
また、「塗る」と書いて“ぬる”と読むので、“ぬ”という読み方も馴染みがありますよね。
しかし、これに送り仮名の「す」をつけて“ぬりす”、“とす”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“まぶす”と読みます。
「塗す」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「塗す」の意味は以下のように解説されています。
まぶ・す【▽塗す】
[動サ五(四)]粉などを全体に付着させる。一面に塗りつける。まぶる。「きな粉を餅 (もち) に―・す」
[可能]まぶせる
料理をする際に、砂糖を塗す、片栗粉を塗す、なんてよく言いますよね。
漢字だと「塗す」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「塗す」を正しく読むことはできましたか?
よく耳にする言葉ですが、漢字は案外知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
馴染みのある漢字ですが、送り仮名によって意外な読み方になるのを知れましたね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年08月20日に公開されたものです