【難読】“きんしむ”じゃない! 「勤しむ」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「勤しむ」の読み方です。
さすがに“きんしむ”とは読まないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「勤しむ」の読み方は?
「勤」は、勤勉、勤務と読むので、“きん”という読み方は馴染みがありますよね。「める」という送り仮名をつけて、“つとめる”とも読みます。「勤」の漢字自体は、力を尽くしてつとめはげむといったニュアンスの言葉になります。
しかし、これに送り仮名の「しむ」がつくと、“きんしむ”、“つとしむ”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いそしむ”と読みます。
「勤しむ」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「勤しむ」の意味は以下のように解説されています。
“いそし・む【▽勤しむ】
[動マ五(四)]熱心につとめ励む。精を出す。「勉学に―・む」
[可能]いそしめる”
「勤」の漢字の意味とほぼ同じ、力を尽くし熱心につとめ励むといった意味合いになります。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「勤しむ」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。馴染みがある漢字を使っている言葉ですが、意外と読み方に自信がない人もいたのではないでしょうか。
よく目にする漢字が使われている言葉なので、しっかり読み方も覚えておきたいですよね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年07月02日に公開されたものです