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「ネガキャン」とは? 意味や使い方、類語・対義語を紹介

武田 麻希

「ネガキャン」の類語

ここからは、「ネガキャン」と似た意味を持つ類語表現を見ていきましょう。

「デマ」

「デマ」には、下記のような意味があります。

デマ

《「デマゴギー」の略》

1 政治的な目的で、意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報。

2 事実に反するうわさ。流言飛語。「人を中傷するデマを飛ばす」

(『デジタル大辞泉』小学館)

つまり、「ネガキャン」に「虚偽の」という意味が加わったのが「デマ」です。

「誹謗中傷」

「誹謗中傷」には、以下ような意味があります。

ひぼうちゅうしょう【誹謗中傷】

根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。

(『デジタル大辞泉』小学館)

「ネガキャン」は会社や政治家など、公的なものに対して使われることが多いですが、「誹謗中傷」は人物に対して使われることが多い表現です。

似た意味を持つ表現ですが、使う相手が違う点を注意して使い分けましょう。

「ネガティブアド」

「ネガティブアド」とは、広告業界で使われる表現で、以下のような意味があります。

ネガティブアド【negative ad.】

他社製品や敵対する相手の欠点・弱点・悪口などを大げさに取り上げ、視聴者や読者に製品や人物のマイナスイメージを増幅させることを意図した非難広告。また、そうした宣伝手法。

(『デジタル大辞泉』小学館)

つまり「ネガティブアド」とは、広告関連のネガキャンのことです。

「ネガティブアプローチ」

「ネガティブアプローチ」には、下記のような意味があります。

ネガティブアプローチ【negative approach】

商品の否定面をあえて強調する広告の1手法。企業や商品の否定的側面を訴えてショックを与え、その後自社商品を用いればその否定面を避けられることを納得させる方法。

(『デジタル大辞泉』小学館)

つまり「ネガティブアプローチ」とは、他社製品の特徴をネガキャンで否定して自社製品の良さを訴える手法です。

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