「相違」とは？　「相違ない」の意味や類語を解説

更新: 2021.12.16

【例文あり】「相違」の使い方

「相違」は比較的硬い言い回しで、慣れないと使い方に迷うことがあります。そこで、「相違」の具体的な使用例を見ていきましょう。

・先ほどAさんがおっしゃったことは、全て事実に相違ありません

・ご契約内容に相違ありませんでしょうか。今一度ご確認のほどよろしくお願いいたします

「相違ありません」は「相違ない」の丁寧な言い回しです。日常会話はもちろん、ビジネスシーンで丁寧な言葉遣いが求められる時には、上記のように「相違ありません」を使いましょう。

「相違ございません」は、「相違ありません」をさらに丁寧にした表現です。上司や取引先など目上の人に対して使う場合や、あらたまったシーンなどでは、「相違ございません」を使いましょう。

・契約書はご契約内容と相違ございませんでしょうか。お忙しいかとは存じますが、お目通しのほどよろしくお願いいたします

・この内容で相違ございません

・作成したWebサイトをアップロードする前に、正確な情報と相違点がないか、何度も確認が求められる

・実際の契約内容と契約書に記載されている内容に相違点がないか、何度も確認が必要です

・営業1課と営業2課との意見にはいつも大きな相違点があり、方向性について争いがある

「相違点」とは「異なる点」のことですので、意見の内容や現状を比べて大きく異なる時によく用いられます。ビジネスでも使える表現として、覚えておきましょう。