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「相違」とは? 「相違ない」の意味や類語を解説

武田 麻希

「相違」はビジネスの場で使われることが多い言葉です。今回は意味や使い方について解説しますので、社会人にふさわしい言葉遣いを身に付けましょう。

「何ら相違ございません」など「相違」という言葉はビジネスでよく使われる表現です。

しかし、本来の意味を説明しようと思っても、うまく説明できない人は意外と多いでしょう。

そこで今回は「相違」の意味や使い方を見ていきましょう。

「相違」とは

「相違」には、このような意味があります。

そうい【相違】

二つのものの間にちがいがあること。

(『デジタル大辞泉』小学館)

漢字の「相」には「互いに」、「違」には「異なる」という意味です。2種類の漢字の意味が一緒になって、「互いに異なる」という意味の熟語になりました。

「ない」をつなげて使うことが多い

「相違」に「ない」といった否定の言葉をつなげることで「間違いない」「確実だ」などの意味となります。日常会話で確認を求められた場合などに使うことが多いでしょう。

・相違ない

・相違ありません

・相違ございません

「相違点」とは

「相違点」は「複数の事柄について異なる点」という意味になります。

「両者の見解には相違点が多い」など、考えや状況などに異なる点があることを強調して述べたい場合に使われることがあります。

次ページ:【例文あり】「相違」の使い方

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