コンサバとは? ファッション・ビジネスでの意味と使い方を解説
コンサバの対義語は? それぞれの意味を解説
「コンサバ」には対義語も存在します。反対の意味を持つ言葉も一緒に覚えておけば、言葉のバリエーションが広がり、「コンサバ」に対する理解もさらに深まるはず。
例として、「コンサバ」の対義語を2つ、意味の解説と共に紹介します。
「アバンギャルド」
フランス語の「avant-garde」を語源とする「アバンギャルド」は、ファッション分野における「コンサバ」の対義語。「斬新な服装」「前衛的な服装」といった意味があります。
ベーシックな服装の指す「コンサバファッション」に対し、「アバンギャルドファッション」は斬新で最先端な服装を指します。
奇抜な色合いや柄を取り入れたファッションが多いですが、必ずしも派手である必要はありません。落ち着いた雰囲気であっても、過去にない革新的な服装であれば、アバンギャルドなファッションといえます。
「コンテンポラリー」
「コンテンポラリー」は、英語の「contemporary」から来ている外来語。芸術分野やファッション分野などにおける「コンサバ」の対義語で、「現代的な」という意味があります。
例えば、現代的なファッションのことを指す「コンテンポラリースタイル」、現代美術を意味する「コンテンポラリーアート」といった使い方ができます。
「アバンギャルド」と似ている部分もありますが、「コンテンポラリー」には斬新さや革新的な意味は含まれていません。あくまで現代に用いられている思想や様式のことを指す言葉です。
「プログレッシブ」
プログレッシブは、政治分野における「コンサバ」の対義語。「進歩的」「斬新的」といった意味があり、今までにはなかった新しい思想や制度を指します。
思想や制度に限らず、習慣、伝統、社会組織など政治分野の範囲内であれば、さまざまな事柄が対象になります。
意味を理解して「コンサバ」を正しく使いこなそう
「コンサバ」は、ファッションの分野で使われることが多いため、服装を指す言葉だと思っていた人も多いでしょう。
しかし調べてみると政治や医療など、さまざまな分野で意味を持つ言葉であることが分かりました。ビジネスの分野でも使われているので、意味や使い方を覚えておけば、仕事で役に立つでしょう。
反対に、間違った使い方をしてしまうと、思わぬシーンで恥をかくかもしれません。いざという時のために、ぜひ「コンサバ」について正しい知識を身につけておきましょう。
(上色ゆるり)
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※画像はイメージです
※この記事は2021年06月21日に公開されたものです