お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「ご清栄」はどう使う? 意味や「ご清祥」との違い(例文付き)

大西みき

「ご清栄」を使った例文

ここでは「ご清栄」を使った例文を紹介します。

なお、「お喜び」と「お慶び」の使い分けですが、基本的に「お慶び」は慶事の時に使用し、その他の一般的な場面や使い分けに迷った場合には「お喜び」を使うと良いでしょう。

例文

・貴社ご清栄のこととお喜び申し上げます

・時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます

・貴社(○○さま)におかれましては、ますますのご清栄のこととお喜び申し上げます

・今後とも、貴社(○○さま)のますますのご清栄をお祈り申し上げます

「ご清栄」と「ご清祥」の違い

「ご清栄」と似た言葉に「ご清祥(ごせいしょう)」があります。「ご清祥」とは、相手が健康で幸せに暮らすことを喜ぶ言葉です。

この2つの違いは、使用できる相手が異なるという点にあります。

前述の通り、「ご清栄」は組織と個人のどちらにも使用できるのに対し、「ご清祥」は個人へ向けた手紙や文書での使用が一般的とされています。

「相手の健康を喜ぶ」という意味ではどちらも同じですが、「ご清栄」には組織や経済的な繁栄を喜ぶ意味が含まれ、「ご清祥」には含まれません。

まとめると、以下のような違いがあります。

ご清栄=健康と繁栄を喜ぶ言葉。基本的には「組織」に対して使うが、個人に対しても使える。

ご清祥=健康と幸せを喜ぶ言葉。基本的には「個人」に対して使うのがふさわしい。

次ページ:「ご清栄」の言い換え表現

SHARE