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簡単! ヘアブラシの正しい洗い方【プラスチック・木製・獣毛】

uzura

毎日のように使うブラシを、ほこりまみれにしておくのはもうおしまい! 今回は、美容室での勤務経験のあるuzuraさんが素材別の正しいヘアブラシの洗い方と掃除の仕方を解説します。

汚れているなと感じていても、ヘアブラシの掃除は手間がかかるのでついつい放置しがちですよね。

いざ洗おうとしても、ブラシは材質や毛質によって洗い方が違うので、間違えると傷んでしまう可能性も。

今回はヘアブラシの素材や毛質に合わせた洗い方と、普段のお手入れ方法を分かりやすく解説していきます。

ヘアブラシの洗い方【プラスチック編】

ヘアブラシは材質や毛質によって洗い方が全く違うことを知っていましたか?

正しいお手入れの方法でメンテナンスすると、ブラシを清潔に使えるのはもちろん、長持ちします。

あなたが普段使っているブラシに適した洗い方をチェックしましょう。

まず、プラスチックのブラシは水洗いでOK。濡れてもすぐに拭き取ることができるプラスチックのブラシはお手入れが簡単です。

水洗いに入る前につまようじなどを使って、大きなほこりや絡まっている髪の毛はあらかじめ取り除いておきましょう。

また、プラスチック製のブラシは熱で変形しやすいため熱湯で洗わないように注意が必要です。

用意するもの

・つまようじ
・ぬるま湯をいれた容器
・シャンプー(洗濯用洗剤)
・歯ブラシ
・タオル

すぐに落ちそうな汚れはシャンプーを使って洗いましょう。

しつこい汚れにはシャンプーと洗濯用洗剤を組み合わせて使うのもおすすめ。洗濯用洗剤はぬめりが残りやすいのでしっかり洗い流すことが大切です。

洗い方の手順

1.つまようじで大体の汚れを取る。

2.洗面器に温かめのぬるま湯とシャンプーを4~5プッシュほど入れる。

3.プラスチック製のブラシで容器のぬるま湯をかき混ぜて、泡立てる。

4.数十分から一晩の間、つけ置きする。

5.しつこい汚れがあったら歯ブラシを使って細部まできれいに磨く。

6.きれいな水で洗い流す。

7.タオルで水気を切ってから風通しのいい場所で自然乾燥させる。

ヘアブラシの洗い方【木製編】

持ち手が木製のクッションブラシなどは綿棒や布を使った吹き掃除がベター。

持ち手が木製のブラシは、少しお値段が張る商品が多いので、正しい洗い方を覚えて大切に扱いましょう。

こまめに水洗いしてしまうと、木製の部分がなかなか乾かずカビや雑菌が繁殖する原因になってしまいます。

どうしても汚れが落ちない場合は水洗いしてもいい素材か事前に確認して、洗った後はしっかり自然乾燥させるように心がけましょう。

用意するもの

・つまようじ
・布・綿棒
・歯ブラシ
・シャンプー
・タオル

布はガーゼなど薄めの生地の方がブラシの間まで入りやすく、お手入れが簡単です。また、綿棒を使うと、汚れを取った後にすぐ捨てることができるので衛生的に使用できます。

汚れが落ちない場合はシャンプーを使う前に、一度布や綿棒を濡らして掃除してみましょう。

洗い方手順

1.つまようじや手を使ってざっくりブラシについた髪の毛を取り除く。

2.続いて、ブラシの間の汚れを綿棒や布を使って取り除く。

3.2までで取れない汚れがあったら、歯ブラシにシャンプー泡を付けて優しくこすり洗いする(※水洗い可能なブラシかどうか事前に確認)。

4.シャンプーはしっかり洗い流す。

5.タオルでしっかり拭いてから木製の部分がしっかり乾くまで風通しのいい場所に置いておく。

ヘアブラシの洗い方【獣毛(豚毛・猪毛等)編】

ヘアブラシの中でも最も扱いが難しいのが獣毛のブラシ。間違ったお手入れの仕方をしてしまうと持ち手やブラシが傷み、毛が抜けてしまったり、気になるニオイが発生したりしてしまいます。

獣毛はできるだけ水につけないお手入れの仕方がベスト。

ブラシ専用のクリーナーを使ってきれいにしましょう。どうしても汚れが落ちない場合は洗剤やシャンプーを付けずに軽く水洗いするのがおすすめです。

用意するもの

・つまようじ
・ブラシクリーナー
・ぬるま湯を入れた容器
・歯ブラシ
・タオル

ブラシクリーナーは小さい熊手のような形状のもので安価で手に入れられます。ブラシの間の髪やほこりを、かき出すことことができる便利なアイテム。

強く引っ張りすぎると毛が抜けてしまうことがあるので、優しく細かい動きで取り除いてあげましょう。

洗い方手順

1.つまようじや手を使ってざっくりブラシについた髪の毛を取り除く。

2.ブラシクリーナーを使ってブラシ毛の間にある汚れを落とす。

3.2で取れていない汚れがあったら、水に軽くつけてつまようじや歯ブラシを使って優しく取り除く。

4.きれいに洗い流したらタオルで水気を拭き取る。根元にたまった水を取り除くように少し振りながらトントンとタオルにしみこませる。

5.ブラシの毛先を下にして風通しのいい場所で乾かす。

▶次のページでは、重曹を使ったヘアブラシの洗い方を紹介します。

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