【心理学】サブリミナル効果とは? 事例でわかりやすく解説
サブリミナル効果を使った企業の事例
現在サブリミナル効果は企業のロゴのデザインなどで目にすることができると言われています。
Amazonやハイネケンの例
例えば、Amazonのロゴはオレンジ色の矢印がAからZまで伸びていますが、これは「何でもそろえています(A~Zまで)」という意味と、矢印がニッコリを笑っている口元を表しています。
またビールのハイネケン(Heineken)のロゴは、Heinekenのeの文字が笑っているように見えます。これは「スマイルe」と呼ばれて、お客様に笑って欲しいというメッセージが込められています。
映像作品では、『エリア88』や『シティハンター」などのアニメ、『マネーの虎』というテレビ番組で、認識できない1コマや一瞬のメーセージを挿入し、サブリミナル効果を利用していると話題になり、オープニングの演出が変更されることがあったと言います。
NHKや日本民間放送連盟の禁止例
1995年に日本放送局(NHK)が、1999年には日本民間放送連盟がサブリミナル効果を使用した表現方法を禁止しています。
法律では禁止されていませんが、自主規制という形になっています。サブリミナル効果を利用することは、人間の無意識を刺激して消費行動を操るであろうとされる悪質な行為にみなされるからです。