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中イキとは? 中イキできない理由と中イキするための方法【医師が解説】

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

中イキするための3つの方法

「中イキしたことがないけど、できれば中イキを経験してみたい」「興味があるから試してみたい」という場合、こんな方法を試してみると、中イキできるようになるかもしれません。

(1)外イキを繰り返して、オーガズムに達する感覚を得やすくする

オーガズムを得るには練習を重ねる必要があることを考慮すると、まずはクリトリスへの刺激による「外イキ」を繰り返し得て、オーガズムに達しやすくなることが、中イキへの近道になるかもしれません。

マスターベーションで気持ちのよい場所を刺激し、オーガズムを得る練習を重ねてみるとよいでしょう。

また「ブリッジ法」という、腟内とクリトリスとを同時に刺激して、オーガズムに達する方法もありますので、試してみてもよいでしょう。

(2)前戯に時間をかけるなど、じゅうぶんな性反応を引き出す

オーガズムを得るためにはじゅうぶんな性反応が起こっていることが必要です。そのためには前戯をないがしろにせず、興奮を高めておくことが大切。

Gスポットやポルチオにこだわらず、クリトリスなどの敏感な部位を一定のリズムでソフトに刺激するなど、女性がリラックスし、快感を得やすい状態にしておきましょう。

参考記事はこちら▼

気持ちのいい前戯のコツを産婦人科医の髙橋怜奈さんが解説します。

(3)正しい場所を知り、適切な力加減で刺激する

Gスポットは腟の入り口から4~5cmあたりの前壁(お腹側)にありますが、直径1cm程度のごく狭いエリアです。

またポルチオは腟のいちばん奥、子宮の入り口近くにあります。女性の腟の長さはだいたい8cm程度といわれているので指が届かない長さではありませんが、むやみに刺激するのはNG。

腟は、痛みを感じやすいデリケートな器官なので、刺激を与えたい場所をきちんと知ったうえで、できるだけソフトに触れる必要があります。中イキのスポットは、じつはとても繊細。正しい場所や力加減で刺激することが大切です。

そのほか、Gスポットの周辺にヒアルロン酸を注入し、突起を作ることで刺激を伝わりやすくする形成手術もあるようです。「どんな手段を使ってでも、どうしても中イキしたい」という場合、こうした方法に頼るのもひとつの手かもしれません。

▶次のページでは中イキと外イキの違いについて解説します。

次ページ:中イキは外イキよりも気持ちいいって本当?

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