【難読】なんと読む? 「拗らせる」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「拗らせる」の読み方です。
“すねらせる”? なんだか違和感がある、と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「拗らせる」の読み方は?
「拗」という字は、執拗と読むので、“よう”という読み方を覚えている人が多いと思います。あとは、「拗ねる(すねる)」という読み方も馴染みがあるのではないでしょうか。
漢字の意味としては、ねじれる、素直でない、といったニュアンスになります。
しかし、「拗」に送り仮名の「らせる」をつけても、“ようらせる”、“すねらせる”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“こじらせる”と読みます。
「拗らせる」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「拗らせる」の意味は以下のように解説されています。
こじら・せる【×拗らせる】
[動サ下一][文]こじら・す[サ下二]
1 物事をもつれさせ、処理を難しくする。めんどうにする。「問題を―・せる」2 病気を治しそこねて長引かせる。「風邪を―・せる」
つまり、物事をもつれさせてめんどうにすること、病気を長引かせること、という意味で使います。
最近よく「こじらせ女子」なんて言葉を聞くことはありませんか。漢字だと「拗らせ」と書くのですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「拗らせる」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことがあっても、漢字は知らないという言葉も意外とありますよね。
馴染みがある言葉も調べてみると、意外な漢字を使っているかもしれませんね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年03月23日に公開されたものです