【難読】なんて読む? 「稚い」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「稚い」の読み方です。
読み方のイメージができない! と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「稚い」の読み方は?
「稚」という字は、幼稚、稚拙と読むので、“ち”と読むことが多いと思います。しかし、「稚」に送り仮名の「い」をつけて“ちい”と読むのは、違和感がありますよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いとけない”と読みます。
「稚い」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「稚い」の意味は以下のように解説されています。
いとけ‐な・い【▽幼い/▽稚い】
[形][文]いとけな・し[ク]《「ない」は意味を強める接尾語》おさなくて小さいさま。あどけない。「―・い子」
[派生]いとけなげ[形動]いとけなさ[名]
読み方は難しいですが、“いとけない”と読むのですね。
耳馴染みがあまりない言葉かもしれませんが、年齢が低い人に対して、無邪気、かわいいといったニュアンスで使われることが多いようです。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「稚い」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。見たことがある漢字も、送り仮名一つで読み方がわからなくなる、なんてこともありますよね。
聞きなれない言葉も、漢字がわかると意味が想像できたりもしますね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年03月18日に公開されたものです