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集団行動が苦手な人の特徴は? 克服方法も紹介

桑野量(心理カウンセラー)

集団行動はやっぱり苦手……単独行動で角を立てないコツ

もし、それでも集団行動をしたくないという場合は、せめて単独行動でも角を立てないようにしたいですよね。そこで、そのコツについてもお伝えします。

(1)最低限のルールと礼儀は守る

全てを周りに合わせないにしても、最低限のルールや礼儀をいつも以上に大切にすることを心掛けましょう。

それだけでも周りからの印象は良くなりますよ。

(2)意思や目的は伝えておく

勝手に集団から外れた行動をしていると、ただの反抗的な態度にしか見られないこともあります。

ですので、「なぜ自分は単独で行動した方がいいと思っているのか」その目的やメリットをちゃんと仲間に伝えておくといいでしょう。

(3)小さな結果を出していく

単独行動をして結果や成果を出すことができていれば周りも納得してくれますが、大きな結果を求めて時間がかかってしまうと、周りの人も反対の意見が強くなることがあります。

まずは小さなことでいいので、周りから見て分かりやすい結果や成果を出していきましょう。

集団行動が苦手な人におすすめの仕事

仕事での集団行動がストレスになっており、転職を考えている人もいるかもしれません。そこでここでは、集団行動が苦手な人でも比較的ストレスを感じにくいであろう仕事を紹介します。

(1)プログラマー・デザイナー

プログラマーやデザイナーは、基本的に個人作業が多い仕事です。

プロジェクトを進める過程でチームのメンバーと話し合ったり一緒に作業したりする必要が出てくる可能性もありますが、常に集団で動くことはあまりないでしょう。

また、プログラマーやデザイナーは技術を身につければフリーランスとして独立しやすい職業といえます。

独立すれば会社の人と一緒に行動する必要がなくなるので、集団行動のストレスはだいぶ減るはずです。

(2)編集者・ライター

集団行動が苦手な人には、編集者やライターもおすすめです。

定期的な会議や取材などはあっても、基本的には個人作業が多いでしょう。パソコンがあればどこでも働けるので、在宅勤務しやすいのもメリットといえます。

また、編集者やライターも経験を積むことで比較的フリーランスとして独立しやすい職業です。会社に属さず仕事がしたい人は、検討してみても良いでしょう。

(3)警備員・作業員

集団行動の機会が少ない仕事として、警備員や作業員(清掃や工場など)も挙げられます。

数人で一緒に仕事をすることはあっても、大人数で密にコミュニケーションを取りながら仕事をすることはほぼありません。

このように黙々と仕事に従事できる環境は、コミュニケーションが苦手な人にとってはメリットといえるでしょう。

(4)運転手

タクシーやトラックの運転手は車の運転中に1人で過ごす時間が長いため、集団行動が発生しにくい仕事といえます。

タクシーの場合は乗客から話しかけられる可能性があるものの、「集団行動」といえるレベルで大人数と同時に、かつ密にコミュニケーションを取る機会はほぼないでしょう。

集団行動が苦手なのは悪いことではない

集団行動が苦手なことは、必ずしもデメリットになるわけではありません。生活様式も多様化していく社会の中では、柔軟な働き方が求められることもあるでしょう。

ただ、集団行動への苦手意識を克服することも、単独行動を選んで自由に働くことも、あなたが自分の立場や意見を周りに伝えていくことが大切になっていきます。

ですので、まずは自分に合った行動方針を定め、それを身勝手に貫くのではなく、周りの理解を得ながら動くようにしたいですね。

(桑野量)

※画像はイメージです

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※この記事は2021年03月04日に公開されたものです

桑野量(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

カウンセリングサービス所属、心理カウンセラー

電話、面談(東京・福岡)によるカウンセリング及び心理学ワークショップ講師をしている。「楽にシンプルに自分らしく生きる」をテーマに、現在抱えている問題や不安に対し、その人の魅力や才能が輝き出せるような提案やサポートを行う。恋愛やビジネスなどの問題に対して心理学的なアプローチだけではなく、リラックスした空間を作り出し、笑いあえる温かく優しいカウンセリングが好評である。

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