お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

集団行動が苦手な人の特徴は? 克服方法も紹介

桑野量(心理カウンセラー)

集団行動が苦手なことって克服すべき?

「集団行動」という言葉は、社会に出る前の学校でよく耳にした言葉かもしれません。

学校のようにたくさんの人を指導や教育する場面では、集団行動というのは統率をとる意味ではメリットがあるのかもしれません。

しかし、自由な発想や柔軟な対応を求められる場面では、集団行動はデメリットになることもあり、実際大人になると集団行動を必要とされない場面も増えてきます。

よって、一概に集団行動への苦手意識を克服すべきだとはいえませんが、目的や必要に応じて集団行動できるようになっておくと良い場合もあるでしょう。

集団行動への苦手意識を克服するには?

必ずしも集団行動が得意でなければいけないことはありません。ただ、毎度苦手でつらいと感じるなら克服したいもの。ここでは、その方法をお伝えします。

(1)周りに合わせ過ぎる必要はないと知る

集団行動では周りに合わせることが必要な場面は出てきますが、必ずしも全てを周りに合わせる必要はありません。

時には自分の意見を主張することも組織にとって大切であることを知り、「自分らしくていい」と覚えておきましょう。

(2)意識的に一人の時間を作る

長時間集団行動が強いられると、窮屈さを感じることもあるでしょう。

ですので、意識的に一人の時間を使ってリフレッシュすることを心掛けてください。5分ほど一人でボーッとするだけでも気分転換になります。

(3)コミュニケーションに対する苦手意識を克服する

集団行動の中でのコミュニケーションに苦手意識を感じているなら、全ての人とうまくやろうと思わないで、まずは少ない人数から会話をしてみるといいですね。

そこで自分の意見を聞いてくれる人がいるということを知り、その成功体験を積むことでコミュニケーションに対する苦手意識を払拭し、集団行動の場でも生かしていきましょう。

(4)集団行動が苦手なことを打ち明ける

集団行動でうまく振る舞おうとして、ハードルが上がって苦手意識が強くなっているのかもれません。

なので、集団行動が苦手なことを周りの人に打ち明けてみるのもおすすめです。周りに理解してもらうことで、そのハードルを下げてみてください。

▶次のページでは、単独行動で角を立てないコツや集団行動が苦手な人におすすめの仕事を紹介します。

次のページを読む

SHARE