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話し上手な人の4つの特徴とは。会話で使える簡単テクニック集

丸山りさ(まる)

会話が弾まなかったり、変な雰囲気になったり……。どうすれば話し上手になれるのだろうと悩んでいる人に向けて、過去、キャバ嬢として活躍していたライターのまるさんが話し上手な人の特徴と会話がうまくなる方法について教えてくれました。会話が苦手だと感じている人は必見ですよ!

日本人の多くは人見知りだと言われています。自分から話しかけたり、話を広げることが苦手だと感じている人は意外と多いのではないでしょうか。

実は少しのポイントを押さえるだけで、今よりずっと話し上手になることができるんです!

そこで今回は「話し上手になる方法」「人との会話をスムーズにする方法」を紹介します。

話し上手な人の特徴

「話し上手」といわれる人にはいくつか共通する特徴があります。

会話している相手に「また話したい」「話して楽しかった」と思われる人が「話し上手」とされますが、そんな人たちの共通点と特徴を見ていきましょう。

(1)話題が豊富

話し上手といわれる人は、会話の引き出しが豊富です。相手に合わせて話題を変えることができるため、誰と話しても「話を合わせることができる」「話題を提供できる」わけです。

それぞれ得意分野はあるかと思いますが、浅い知識だったとしても情報として頭に入れておけば、人との会話の際、話題に困ることはないでしょう。

(2)ネガティブな表現を使わない

「話し上手」だと周りから言われる人はネガティブな表現や言葉を使いません。相手が不快だと感じる言葉を使わないため、ポジティブに会話ができるのです。

どうしてもネガティブなニュアンスの言葉を使わないといけない時は「嫌い」「やりたくない」「嫌」といったハッキリとした言葉ではなく「好きじゃない」「苦手」など、オブラートに包んで伝えることをおすすめします。

そうすることで、会話の相手を不安にさせたり、不快に思われることはあまりないでしょう。

(3)表情にも気を付けている

話し上手な人は会話をする時の表情も自然です。誰かに話しかけられた時は笑顔で対応し、話す感情に合わせて表情を変えるのも大切なこと。

ずっと下を向いて話したり、無表情での会話は、相手に「どう思っているか分からない」といった余計な不安を与えやすくなります。

「話がつまらないのかな?」と思われてしまうこともあるため、表情や声のトーンも会話に合わせるようにしましょう。

(4)コミュニケーションのリズムを大事にしている

会話には「リズム」があります。会話のキャッチボールというように、相手が言葉を受け取って投げ返してくるタイミングに合わせて話をすることも重要なことです。

話し上手な人は、会話のテンポを人に合わせることができるでしょう。

相手のことを考えずに矢継ぎ早に自分の話をしたり、同時にいくつも質問をするといった会話の仕方は「話下手」だと思われてしまいます。

相手の返事や、話し始めるタイミングに注意すれば、リズムを崩さずに会話を楽しめますよ。

参考記事はこちら▼

あなたは話し上手なタイプ? 診断でチェックしてみましょう。

話し上手になるには? 仕事にも役立つ簡単テクニック&コツ

人見知りや話下手を自覚している人は「話し上手になんてなれない」と思い込みがちです。しかし、日本人の多くが人見知りだということは、「人見知りでも話下手でも、人とうまく会話をしている人はいる」ということ。

まずは苦手意識をなくすことが大切です。

話し上手になる方法を解説するので、実践してみてください! きっとうまく人と会話できるようになるはずですよ。

(1)会話相手に意識を向ける

話下手だったり、会話が苦手な人は会話中、「うまく話さなきゃ」「失敗したくない」「会話は苦手なのに……」など、自分の感情で頭がいっぱいになりがちです。

自分のことばかり考えてしまうと、人との会話を楽しむ余裕も無くなりますし、空回りしてしまいます。

会話中は、会話をしている相手に意識を向けてみてください。「相手が求めている情報か」「相手がどう思うか」といったように、会話中は相手が主役だと考えると話しやすいでしょう。

(2)話す内容を整理しておく

人との会話で大切なのは、「伝えたいことを整理しておく」ということ。頭の中で話の筋道を立ててから相手に会話ようにすると、要点が伝わりやすくなり、齟齬が生まれにくくなります。

とはいえ、ポイントだけを簡潔に伝えていては、「冷たい」といった印象を持たれやすいのも事実。そんな時は要点を伝えつつも、相手の反応に合わせて相づちを打つなど、会話のキャッチボールをするように心掛けてください。

(3)結論から話す

話し上手になるための近道は「まず結論から話す」ということです。これは会話の相手が誰であろうと使えるテクニックですね。

飲み会などではダラダラと結論の無い話をして楽しむこともあるでしょう。しかし、普段からそのような話し方だと、相手によってはストレスに感じることもあります。

まずは「結論」そして「それに至った理由や感情」を話すようにすれば、誰との会話もスムーズに進むでしょう。

(4)難しい言葉は使わない

話し上手な人は、特定の人しか理解できないような専門用語やビジネス用語、難しい言葉は使いません。小説やドラマなどを見ていても言葉の意味が分からないと内容が入ってこないですよね。

会話は「相手」がいて初めてなり立つもの。相手に対しての気遣いができるかどうかで「話し上手」と思われるか「話下手」だと思われるかが決まります。言葉も相手に伝わりやすいと思うものを使うようにしましょう。

(5)話すスピードに気を付ける

話し上手な人の特徴にもあったように、会話には「リズム」や「テンポ」があり、それはとても重要なことです。会話のテンポを無視して自分がしたい話ばかりする人や、押し黙ってしまう人は「空気が読めない人」だと思われることも多いでしょう。

相手の話すスピードにも注目し、スピードを合わせることでテンポが乱れずスムーズに会話が成立します。

(6)抑揚をつける

人との会話では「感情を表現する」ことも大切なポイントです。無表情で淡々と話すのは、人によっては「冷たい」「関心が無さそう」だと思われることがあります。また、話によっても感情を見せることで、相手が話の内容をイメージしやすくなります。

難しく考える必要はありません。楽しい話をしている、聞いている時は明るい声で話すなど、会話に合わせて感情を表現すれば良いだけです。

(7)表情豊かに話す

声のトーンに抑揚をつけるだけでなく、表情も感情に合わせることを忘れずに。これは特別意識しなくても、会話で感じたことを自然に表現すれば良いでしょう。

表情を出すことが苦手な人は、身振り手振りなど、ジェスチャーを加えるようにしても良いでしょう。そうすることで、相手は「自分の話に興味を持ってくれている」「もっと伝えたい」と感じるようになるはずです。

(8)質問に答える

話下手を自称している人に多く見られる特徴ですが、質問に答えずに質問返しをする人がいます。

これは「相手が何を求めているのか分からない」という恐怖心や不安からの行動かもしれません。あえて質問に答えず、相手の出方を伺うことで波風を立てずに、コミュニケーションを取ろうとしているのでしょう。

しかし、こういった方法は会話ではNGです。確かに波風が立つことは避けられるかもしれませんが、相手は回答を得られず、中身のない会話をさせられた……と思ってしまうことも。

相手の疑問や質問には答えるようにしましょう。何を求められているのか分からない場合や、明確な答えが無ければ、それをそのまま伝えれば良いのです。

話し上手は聞き上手! 聞き上手になる方法

話し上手を目指したいのであれば、同時に「聞き上手」にもなる必要があります。話し上手な人は総じて聞き上手であるためです。

前述した通り、会話は「キャッチボール」です。話すことばかりを考えるのではなく、相手の話を聞く・引き出すことも重要。聞き上手を目指すのは、話し上手になるよりももっと簡単です! ここからはその方法を解説します。

(1)相手に興味を持つ

自分に関心を持って話を聞いてくれる人に対して、悪いイメージを抱く人はほとんどいません。

日本人に人見知りが多いということは、相手も人見知りで会話が苦手な可能性もあるということ。「聞かれなければ自分のことは話さない」という人は珍しくありません。

相手に何を聞けばいいのか分からない……という場合は、5W1Hという会話で使えるフレームワークを意識してみてください。これは「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」「どのように」を表す英語の疑問詞の頭文字の略称です。

自分が話す時も意識したい言葉ですが、相手から話を聞き出したい時にはこの言葉に沿って話を聞いてみると良いでしょう。

(2)否定ではなく肯定しながら聞く

誰でも、自分のことや自分の話を否定されるのは嫌なものです。会話の最中に「それは違う」と言いたくなる時や、思うことは多々あるでしょう。しかし、ストレートにそれを相手に言ってしまうのはNGです。

いろいろな考えがあって当たり前ですから、自分からすれば「間違っている」と思うようなことがあっても、「そういう考え方もある」とまずは受け入れてみましょう。

相手を受け入れた上で、否定はせずに「私ならこう考える」と伝えることができれば100点ですね。

(3)適切に相づちを打つ

聞き上手になりたいなら、相づちを使いこなせるようになりましょう。黙って相手の話を聞いていると、相手はきちんと聞いてくれているのか不安になります。

とはいえ、相づちばかりをしていると「聞き流している感」が出てしまうので要注意です。

適切な場所で相手の話に合った感情で相づちを打つのが、聞き上手になる秘訣ですよ。

(4)相手の会話を復唱する

「相手の話をオウム返しする」というのも使えるテクニックです。

「この間、旅行に行ってきたんだよね」と言われたら「旅行に行ったんだ、良いな」といった風に、オウム返し+自分の感想で返すと、会話がスムーズに進みます。

「旅行に行ったんだ、どこに行ったの?」など、オウム返し+質問をしてみるのも会話が弾むテクニックの1つです。

(5)質問の仕方を工夫する

聞き上手と呼ばれる人は、相手の話を引き出すのが上手です。会話の中でも相手に対して質問をうまく投げかけます。

質問には「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」という2種類があり、ビジネスシーンではこれらを意識して質問を投げかける人も多いでしょう。この2種類の質問を使い分けてうまく相手の話を引き出してみてください。

「オープンクエスチョン」とは

「○○についてどう思う?」「○○についてどうする?」など、相手が自由に自分の考えや思いを答えられる質問を「オープンクエスチョン」といいます。

相手から、より多くの情報を聞き出したい時に使える質問方法ですね。答える範囲を制限しない質問です。

「クローズドクエスチョン」とは

「AとB、どっちが良い?」といった答える範囲を制限した質問を「クローズドクエスチョン」といいます。また相手が「はい」か「いいえ」のみで答えるような質問も「クローズドクエスチョン」ですね。

相手の考えを明確にしたい時に使える質問の仕方ですが、やり過ぎると、「追いつめられている」「誘導尋問みたい」と思われるので注意が必要です。

(6)テレビの司会者を参考にする

話し上手・聞き上手な人のイメージがよく分からない場合は、バラエティ番組など、テレビの司会者を見てみると良いでしょう。

司会者というのは、相手の話を引き出すのがとても上手です。聞き上手だからこそ、話を引き出すことができ、話し上手だからこそ、その話を広げることができるのです。

質問の仕方や、相手の話のどこに注目しているかなど、参考にしてみるのもおすすめです。

話し下手な人も話し方のコツをつかめば話し上手に!

話すコツや聞くコツさえ掴めば、「話し上手」「聞き上手」になるのは難しいことではありません。どんな人でも誰かと会話を楽しむことはできるはず。

会話のプロや話術の達人を目指す必要はありません。「普通」で良いのです。話し上手になれば自然と聞き上手にもなりますし、逆もしかりです。

会話が苦手だからといって、ずっと避けていては、いつまでたっても苦手なままでしょう。勇気を出して、苦手意識を捨ててしまいましょう!

(まる)

※画像はイメージです

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※この記事は2021年03月02日に公開されたものです

丸山りさ(まる)

キャバ嬢歴6年のアラサーフリーライター。エステティシャン経験もあり、美容にも関心がある。
人に優しく、自分にも優しくがモットー。さまざまな国の男性との交際経験を元に、恋愛コラム、夜遊び系コラムなどを執筆中。

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