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「的を得る」は誤用? 「的を射る」の意味や使い方を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

全ての辞書が同じ意見とは限らない

いかがでしたか? 「的を射る」「的を得る」について、辞書の表記が分かれていることや「的を射る」の意味、使い方、言い換え表現について説明しました。

私たちは、一般的に、辞書をめくればそこには正しい答えが必ず載っていると考えます。

そのため、今回のように「どちらも間違いとは言い切れない」ケースもまれにあることは、驚きに近いものがあることでしょう。

しかしそこにまた、言葉の面白さや奥深さがあるともいえるのかもしれませんね。

(前田めぐる)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年02月25日に公開されたものです

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師) (ライティングコーチ・文章術講師)

コピーライターとして長年「ことば」に関わってきた経験値を元にまとめた「ほどよい敬語」(https://ameblo.jp/comkeigo/)が好評。過剰さや不適切さを排し、明快に説く内容は「違和感の理由がわかりスッキリした」と質問サイトなどでたびたび引用される。

自治体・団体・医療機関向けSNS活用、文章術研修の講師でもある。

著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』(青春出版社)『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルメディアで伝わる文章術』(秀和システム)など。公益社団法人日本広報協会アドバイザー。

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