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【難読】よく使うあの言葉! 「屡々」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「屡々」の読み方です。

読めそうだけど、読めない! そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「屡々」の読み方は?

「尸」(しかばね・かばね・しかばねかんむり・かばねだれ)」、つまり死体の中に、「米」と「女」という漢字、「屡」は、動作や作業が何度も繰り返し行われる、という意味を持つそう。

これを二つ重ねると、普段からよく使っている言葉になるのですが、イメージできるでしょうか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しばしば”と読みます。

「屡々」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「屡々」の意味は以下のように解説されています。

しば‐しば【×屡/×屡々】
[副]同じ事が何度も重なって行われるさま。たびたび。「この種の事件は―起こる」
→度度 (たびたび) [用法]

つまり、しきりに、何度も、という意味ですね。

普段からよく耳にする言葉ですが、漢字は知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「屡々」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。“しばしば”を「屡々」と書くなんて、なかなか想像できないですよね。「屡」の漢字の由来も怖いけれど、知りたくなりますね。

馴染みがある言葉も、知っているつもりで知らないことが意外とあるかもしれません。改めて調べてみるのも、おもしろいかもしれませんね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年02月22日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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