お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

だらしない人の特徴7つ。原因や改善方法も解説

小日向るり子

だらしない人は、そのルーズな性格が信頼関係の喪失や機会損失につながっている場合も……。今回は、心理カウンセラーの小日向るり子さんに、だらしない人の特徴と原因、直し方を教えてもらいます。

日頃から、「だらしない部分を直したい」と思っていませんか? また、「明日からやるぞ!」と思っていてもうまくいかず、そんな時に物事をテキパキと真面目にこなしている人を見ると、落ち込んでしまいますよね。

今回は、そんなだらしない人の特徴や直し方のコツについて考えていきたいと思います。

「だらしない」の意味とは?

それではまず「だらしない」の意味を見ていきましょう。

だらしない
(1)きちんとしていない。整っていない。
(2)節度がない。しまりがない。
(3)体力や気力がない。根性がない。
(『デジタル大辞泉』小学館)

上記のような意味で、人の外見・内面の両方の様(さま)に使うことができる言葉といえます。

だらしない人の特徴【見た目・行動編】

では、ここからはだらしない人の特徴をいくつか挙げたいと思います。まずは、外見や行動に見られる特徴です。

(1)身なりが整っていない

外見に不潔な印象がある人は、だらしないと判断される傾向があります。例えば、服にシワが多い、靴が汚い、寝癖がついたままの髪など。

人の心には、対象を評価する際にその人が持つ顕著な特徴に引っ張られて、他の特徴の評価がゆがめられてしまうという心理があります。

そして、「身なり」は印象における顕著な特徴ですので、そこが整っていないと、その他の評価すべき点を差し置いて「だらしない」印象がついてしまうのです。

(2)時間にルーズ

時間にルーズとは、遅刻が多いだけでなく、ドタキャンが多いなど「時間」に対する概念がゆるい状態をいいます。

そのような状態では人に迷惑をかけることが多いため、社会人としての信用や人間関係に支障が生じるとともに、「だらしない人」判定されてしまいます。

(3)整理整頓が苦手

整理整頓が苦手な人は、必要なものと不要なものをきっちり区別できておらず、そのような面がだらしないと思わせます。

あなたは、デスクの上がいつもぐちゃぐちゃな人に仕事を依頼したいと思いますか? 資料をなくしたり納期を守れなさそうな気がしたりして、依頼するのが怖いですよね。

これも(1)と同様で、「デスクが汚い」という印象が強過ぎると、たとえ実際は仕事ができる人だとしても、その特徴がゆがんでしまうのです。

このように、だらしない人はステップアップの機会を損失する可能性もあります。

(4)計画的に行動できない

また、計画を立てて行動することが苦手です。

(1)や(2)で挙げた特徴も、この計画性がないことに起因して起こる現象であることが多いです。

だらしない人の特徴【性格編】

次に、性格に見られる特徴を見ていきましょう。

(1)人の目を気にしない

外出する時でも、家でくつろぐ時の服装のままという人が多いです。

「自分は自分。人からどう見られても気にしない」といったポリシーを持つ人と、他人の視線や言動に鈍感なタイプとに分かれますが、周囲からするとどちらとも「だらしない人」に見えてしまうのは同じです。

(2)自分に甘い

「今日は疲れているから仕方ない」「天気が悪いから仕方ない」など、やらないことに何かと理由をつけて自分を正当化する癖があります。

自分に甘いだけでなく「やろうとした時に他人から強制されて意欲が喪失した」など、人のせいにする人もいます。

(3)自己肯定感が低い

(2)で挙げた自分に甘いタイプは、自分を責めない場合もあるのですが、意志が弱いタイプの場合、だらしない自分を責める自責傾向が強いです。

そのため、自己肯定感情も低くなりがちです。

【だらしない人診断】あなたは当てはまる?

ここでは、あなたが「だらしない人」なのかをチェックする10の質問を用意しました。7つ以上当てはまると、残念ながら「だらしない人」と判断できます。

・遅刻癖がある
・気分屋な方だ
・計画を立てることが苦手だ
・人の目はあまり気にならない
・家族や恋人など、親しい人から「だらしない」と指摘されることが多い
・課題や勉強などは期限ギリギリにならないと取り掛かれない
・家や部屋が汚い
・お風呂が嫌い
・物事を先延ばしにしてしまうことが多い
・「約束なんてしなければ良かった」と思うことがある

参考記事はこちら▼

あなたの「怠け者度」を診断でこっそりチェックします。

▶次のページでは、だらしなくなってしまう原因について解説します。

次のページを読む

SHARE