視線を感じる。気になる異性と目が合う理由と心理
ふと気が付くと、遠くから視線を感じることはありませんか? 視線の送り主が好き異性だったら、どういう意味があるのか気になりますよね。目が合うのは脈ありなのか、勘違いなのか。心理カウンセラーの桑野量さんに、男性が視線を送る理由について伺ってみました。
ふとした瞬間に異性からの視線を感じることはありませんか?
「何でこっちを見ているの?」「私、変なことをした?」
相手がなぜ自分のことを見ているのか気になってしまいますよね。
頻繁にあなたのことを見てくるようだったら、「もしかして好意のサイン?」と思うこともあるかもしれません。
視線を感じた場合、それは好意なのでしょうか、それとも勘違いでしょうか? また、あなたが気になっている相手と目が合った場合はどう対処すればいいのでしょうか?
今回は男性から視線を感じる時の対応の仕方をお伝えします!
なぜ? 学校や職場で人が他人をよく見てしまう意味
人が他人を見てしまう理由は、大きく2つに分けられます。
(1)相手の視線を集めるような行動をしているから
1つ目は自分が話をしていたり、物音を立てたりといった、相手の注意を引くような行動をしているからです。この場合は、自分がなぜ相手の視線を集めているのかという理由を推測することができます。
(2)相手があなたのことを気にしているから
2つ目は特に何もしていないのに、相手が見てくるケースです。この場合、視線を集めてしまう理由は自分にあるのではなくて相手にあります。
何かしらの理由で、相手があなたのことを気になっているので視線をあなたの方へ向けてしまうのです。これは相手が意識して視線を向けていることもあれば、無意識に自然と目を向けてしまうこともあります。
気のせい? 男性から視線を送る理由と心理とは
では、あなたが何もしていないのに男性の視線を感じるのなら、それは何を意味するのでしょうか?
男性が女性に視線を送ってしまう理由を見ていきましょう。
(1)相手のことが好きで恋愛感情を抱いている
これが視線を感じる理由として一番分かりやすいものかもしれません。女性でも好きな男性を目で追いかけてしまうことはありますよね。好きだからこそ、相手のことが気になるというストレートな心理からです。
(2)どんな人か気になる
好意とまではいかないにしても、「あなたがどんな人だろうか?」と気になって見てしまうことがあります。人は分からないものについては、知りたくなる心理が働きますからね。
このように相手があなたのことをどんな人か知ろうとしている時は、あなたのことをよく分かっていない時ともいえるかもしれません。
(3)自分をアピールしている
視線を送ることで自分のことをアピールしている場合があります。話しかけたい、近付きたいという気持ちから視線を送ることもありますし、相手に自分のことを意識させるためにやっている場合もあります。
(4)「自分のことをどう思っているか?」が知りたい
「相手が自分のことをどう思っているか」について気になる時もあなたのことをチラチラと見てしまいます。
「あなたのことが好きだから、どう思われているか知りたい」という場合もありますし、好きとは関係なく、自意識の強さから「自分が周りからどう思われているか?」についてチェックしようとしていることもあります。
(5)ネガティブな感情を持っているから
これはちょっと残念な理由かもしれませんが、ネガティブな感情を持っている相手のことも目で追いかけてしまうことがあります。例えば、あなたを怒らせると怖いと思っているから、あなたの状態を確認するためにチラチラと様子をチェックしてしまうことも。
(6)女性からの視線を感じたから
女性からの視線を感じたから気になって相手を見た、というパターンもあります。この場合は、「好意があるから」ではなく、「なぜこちらを見ているんだろう?」と不思議に思ってあなたを見たのでしょう。
女性から視線を送る理由と心理とは
(1)好意がある
男性と同様に、好意がある人はつい目で追ってしまうものです。
女性が目線を送ってくる場合、男性に対して好きだという気持ちがある可能性が高いです。また、そんな気持ちに気づいてほしくて、アピールをしていることもあります。
(2)話したいから
男性に興味があって話してみたいと思っている時に視線を送ることもあります。相手を見つめることで、会話のきっかけやタイミングを計っているのかもしれません。または、向こうから話し掛けてくれないかな……と考えているのかも。
(3)見た目やファッションが好み
見た目が好みで目線を送ることもあるでしょう。その場合は、「好き」という気持ちよりも、相手に興味がある・つい見とれてしまったという意味合いの方が多いでしょう。
脈ありとまではいきませんが、男性に対して関心があるとは言えるでしょう。
(4)特に意味がなく無意識
特に理由はなく、無意識に見てしまうこともあるでしょう。
例えば、疲れていたり、他事を考えていたりする時に、偶然目線の先にいただけかもしれません。この場合はもちろん脈ありではありません。