視線を送る男性心理とは? 脈あり・脈なしの見分け方を解説
電車や職場などで、ふと異性の視線を感じたことはありませんか? 目線に隠された男性心理とは? 心理カウンセラーのながせなみさんが、視線を送る意味と好意の見分け方について解説します。
ふとした瞬間に、「ん? 今もしかして私、見られてた……?」と感じることってありますよね。
電車で乗り合わせた見知らぬ相手の視線を感じたり、職場の同僚とふとした瞬間に目が合ったり。このような経験のある人は多いことでしょう。では、これらの視線には一体どのような意味があるのでしょうか。
今日は、男性が女性に視線を送る心理と、好意があるかどうかを見分ける方法について解説します。
人が誰かに「視線を送る心理」は大きく分けて3つ
人が視線を送る心理には、大きく分けると3つのパターンがあります。
(1)興味・好意がある
1つ目の心理は、視線を送る相手に対して興味や好意があるというものです。
男性に限らず、人は興味のある物を見つけると、つい見つめてしまいます。
例えば、仮に「白いワンピースが欲しい」と思っていた場合、雑誌の表紙に白いワンピースを着たモデルが写っていれば雑誌を手に取りたくなるでしょう。街を歩いているときに白いワンピースを見つければ、いつもは素通りするお店でも、つい入りたくなるのではないでしょうか。
このように、興味がある物を見つけたときに人は、思わず見つめたり目で追ったりします。
そしてこれは、“人”が対象でも同じです。
好きな芸能人の出演しているテレビCMが流れると、CMの内容に興味がなくても、つい画面をじっと見つめてしまいますよね。好きな芸能人のSNSをチェックしたり、好きな芸能人の写真を待ち受けに設定したりするのも、無意識のうちにその人を「見たい」と思う心理が働くからです。
このように、人は興味や好意のある物・人を見つけると、つい視線を送りたくなってしまいます。
(2)外見・行動に驚いている
2つ目の心理は、外見や行動に驚いているというものです。
具体的には、
・髪や肌、歯がきれい
・スタイルがいい
・美人やイケメン
といった外見の特徴を持つ相手を見つけると、人は思わず見入ってしまいます。
ただし、外見や行動に驚くのは美しいものを見たときだけではありません。
例えば、季節に合わない服を着ている人や、初めて見るような変わったアイテムを身に付けている人などを見た場合にも驚きを隠せず、思わず視線を送ってしまいます。
また、行動に驚くケースでいえば、急に怒鳴り始めた上司や急に歌い始めた同僚などがいると、誰しもが思わず視線を送ってしまうものです。
他にも、
・発車ギリギリで電車に駆け込んできた
・勢いよくドアを開けて室内に入ってきた
・大声で笑いながら歩いている
といった人を見つけたときは、つい視線を向けてしまいます。
このように、外見や行動に驚いて視線を送る場合には良い意味と悪い意味の両方があるため、過度に期待しないよう注意が必要です。
(3)話しかけたい・話しかけてほしい
話しかけたいという心理から視線を送る場合もあります。
例えば、飲食店で店員さんに用があるときに、思わず見つめたことはありませんか?
このように、こちらが「話しかけたい」と思っていることを相手に察してほしいときや、話したい相手が誰かと話していて、その話が終わるのを待っているときなどにも視線を送る場合があります。
では、相手が自分に好意を抱いているかどうかを見極めるには、何をチェックすればいいのでしょうか。
「好意がある場合の視線」に見られる3つの特徴
街コンや合コンといった出会いの場で視線を送られたり、気になる異性から視線を感じたりしたときに、「もしかしたら私に好意を持ってくれているのかも……♡」と期待してしまうことがありますよね。
ここからは、好意のある視線と好意のない視線を見分ける方法についてお伝えします。
まずは、好意があると思われる視線の特徴から見てみましょう。
(1)毎日のように視線を送ってくる
1つ目の特徴は、毎日のように視線を送ってくることです。
その日だけでなく毎日のように視線を送ってくる場合、あなたに対する興味もしくは好意があるから見ているのだと考えられます。
ただし、あなたが極度に目立つタイプであったり、落ち着きがなくて周りの人から心配されるタイプだったりする場合は、「恋愛対象として見ている」とは言い切れません。この場合、周りをよく見渡すと、あなたを見ている相手が1人ではない可能性もあります。
小さな子どもが走り回っていると、つい心配になって見守ってしまいますよね。これと同じように、ミスの多い人や落ち着きのない人は注目されやすいのです。
こういった特徴に当てはまらないのであれば、毎日のように視線を送ってくるのは好意があるからと考えていいでしょう。
(2)目が合ったときに明るい表情をしている
2つ目の特徴は、目が合ったときに相手が明るい表情をしていることです。
目が合った瞬間にほほ笑んでいたり、ニコッと笑いかけてくれたりする場合は、明るい表情をしているといえます。なぜ視線を送りながら明るい表情をしているかといえば、それはやはり視線を送る相手に好意があるからでしょう。
例えば、かわいい動物や赤ちゃんの動画を見ているときは、つい表情がほころびますよね。ほほ笑むまでいかなくても、気付けば口角が上がっているという人は少なくありません。
明るい表情で視線を送ってくる相手がいたら、少なくともマイナスの感情は抱いていないと考えられます。
(3)目を下にそらしたりキョロキョロしたりする
目を下にそらしたりキョロキョロしたりするのは、好意のある相手と目が合ったときに見られる行動です。
目を下方向へそらすのは、恥ずかしいという思いがあるからだと考えられます。一方、キョロキョロとするのは、視線を送っていたことがバレないよう、ごまかしているのでしょう。
もし視線を送ってくる異性と目が合ったら、ぜひ相手が目をそらす方向をチェックしてみてくださいね。
▶次のページでは、「好意がない場合の視線」に見られる3つの特徴を紹介します。