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浮気していないのに性病になったら。彼氏への伝え方や対処法は?

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

性病を防ぐ3つの方法

性感染症は、かかったことがわかってから治療することももちろん大切ですが、そもそもかからないように予防をしておくことが重要です。性感染症に感染する確率を低くするには以下の3つのポイントを守ることが大切だとされています。

(1)NO SEX:セックスをしない
(2)STEADY SEX:特定の相手とだけセックスをする
(3)SAFER SEX:腟への挿入だけでなく、オーラルセックスも含めてコンドームを使用する

とくにコンドームは避妊具としてだけでなく、性感染症の感染予防にとても重要な役割を果たします。挿入の前のオーラルセックス(フェラチオ)の時からコンドームをペニスの根元までしっかり装着するなど、正しく使用しましょう。

ただし、コンドームを着けていればすべての性感染症を防げるわけではありません。たとえば梅毒は、性器周辺の、本人も気付かないほど小さな傷からも感染します。どんなことにも100%はありませんが、コンドームを適切に使って、できる限りの予防を心がけましょう。

次ページ:主な性病の種類と症状

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