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色によって意味が変わる「シクラメンの花言葉」

さかもとみき(恋愛コラムニスト)

寒い冬に彩りを添えてくれる花、シクラメン。贈り物としても人気のシクラメンですが、色によって花言葉が違うんです。花のイメージから、どんな花言葉を連想しますか? 今回は、そんなシクラメンの花言葉を色別にひも解いていきます。

冬の始まりから春先まで次々と花を咲かせ続ける人気の鉢物、シクラメン。「冬の鉢花の女王」とも呼ばれています。

そんなシクラメンの花言葉は、「遠慮」や「内気」、「はにかみ」「気後れ」など、ちょっと恥ずかしがっているような内容ばかり。

今回は、色ごとで違うシクラメの花言葉をまとめたので参考にしてみてください。

シクラメンってどんな植物?

ここではまず、シクラメンの品種や花の名前・花言葉の由来、開花シーズンなどを紹介します。

シクラメンの品種は?

シクラメンは、地中海沿岸が原産地とされています。

サクラソウ科シクラメン属の球根植物で、花弁の長さは2~3cmのミニ品種、5~6cmもある大輪種まで大きさはさまざま。

色は従来の赤やピンク、白だけでなく、花弁に色が入る覆輪種、色変わりする品種などもあります。葉が卵形やハート形といった、かわいらしい種類もあります。

花の名前や花言葉の由来

シクラメンは色によって花言葉が子となりますが、全体の花言葉としては「内気」「気後れ」などがあります。

ここでは、シクラメンの花の名前や花言葉の由来を見ていきましょう。

名前の由来は?

花名はギリシャ語の「円」や「螺旋形の」という意味の「キクロス」に由来しているとされています。

花が落ち、種ができると茎が螺旋状に丸まることから名付けられたそうです。

花言葉「内気」「気後れ」の由来は?

シクラメン全体の花言葉は「内気」「気後れ」「はにかみ」「遠慮」です。

その昔、ソロモン王が王冠のデザインに花を取り入れようと、さまざまな花に話を持ち掛けるも断られ、唯一承諾したのがシクラメンだったといいます。感謝を述べると、シクラメンは喜びと照れ臭さのあまり下を向いてしまったそう。

シクラメンの花言葉は、そんな伝説に由来しているようです。

別名は「カガリビバナ(篝火花)」「ブタノマンジュウ」

別名は、反り返って上を向いた花びらが篝火(かがりび)のように見えることから、「カガリビバナ(篝火花)」。

また、シクラメンの球根を放し飼いの豚が食べてしまうことから、「ブタノマンジュウ(豚のまんじゅう)」など、意外な名前が付いています。

英名も“sow bread”も「雌豚のパン」という意味です。日本でこの名前だとなかなか売れなさそうですね。

開花の季節や出回り期は?

開花期は、10月~翌年の4月までと長く、花もちは5~7日程度ですが、次々と花が咲きます。

出回り期は11月~3月と長いので買い求めやすく、比較的出回る花の種類が少なくなる年末年始シーズンに重宝され、種類や色も多く花期も長いので、毎年どのシクラメンを買おうか楽しみにしている人も多いです。

シクラメンが誕生花なのはいつ?

シクラメンの誕生花は「1月8日」とされています。

花が少ない年末年始の季節を華やかに彩るシクラメン。この日に誕生日を迎える人には、花言葉を添えてプレゼントするのも粋かもしれませんね。

次ページ:怖い? 色別にひも解くシクラメンの花言葉

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