主体性の意味とは? 主体性がない人&ある人の特徴と高める方法
主体性がない人の特徴
仮に上司や周囲から「主体性を持って!」と言われたら、まだあなたにはそれが備わっていないということ。もしくは、主体性に欠ける後輩や新入社員の指導に困っている人もいることでしょう。
まずは主体性がない人とはどんな特徴があるのかについて、考えていきます。

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(1)責任感がない
主体性がない人に共通するのは、責任感の欠如です。
仕事やタスクが自分事化できておらず、「自身がやらなくても誰かがやってくれる」という甘えを持っている可能性があります。
実際、誰かがやらなかった仕事は、他の誰かがやることによって会社は回ります。なぜなら、主体性を持たない人の動きを待っていられないから。
従って、責任感を持たず、主体性が発揮できなくても大きな問題にならないため、当人は気づかずに時が流れていってしまうケースもあるでしょう。

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(2)知的好奇心がない
知的好奇心とは、「もっと仕事を深堀したい!」「あんな業務も、こんな業務もやってみたい!」と思う気持ち。これを持っていれば、自然と主体性のある言動につながります。
しかし、この知的好奇心がない人の主体性を引き出すのは、難易度が高いでしょう。主体的に仕事やタスクをこなすことのメリットが、本人にとってあまりないためです。
何事にもあまり興味が持てない人は、主体性がないタイプでもあるはずです。

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(3)協調性がない
とはいえ、知的好奇心がなくても、主体性のモチベーションになるものはいくつかあります。その1つが「協調性」です。
「他人に迷惑がかかるから自発的に頑張ろう」という取り掛かり方です。
しかし、協調性が欠ける人にとっては、その観点もありません。自分軸で物事を考えるため、楽な方を選択してしまうのです。

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(4)ネガティブ思考
主体的になることを怖がるタイプの人もいます。「発言して変な空気になったらどうしよう」「私がやってもどうせ失敗する」といったネガティブ思考が、主体性の妨げになるのです。
結果的に、失敗や怒られることにつながるなら、やらない方がマシというネガティブ思考になってしまうわけです。

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(5)面倒くさがり
何に対しても面倒くさがる人もいます。他人より先んじて何かをやったり、多く仕事をこなしたりすることが、「損」だと思えているのかもしれません。
つまり、主体性を持つのは面倒だし、メリットがないという考え方。
前述の通り、主体性を自分が発揮しなくても、会社や社会は回ります。それを知っているからこそ、「あえて自分がやらなくても」という消極的な気持ちがあるのでしょう。

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主体性がある人の特徴
では反対に、主体性のある人には、どんな要素が備わっているのでしょうか。
(1)点でなく面で捉えられる
例えば、書類印刷の作業をお願いされた場合。
書類印刷という「点」の業務で終わるか、作業に付随する周辺業務である「封書」「配送手続き」といった他業務が必要なのでは? という仮説をたてて作業依頼者に確認し、実行できる人・できない人ではどちらがありがたいでしょうか。圧倒的後者ですよね。
なので、プラスアルファが考えられる人間だというだけで「主体性」は示せます。
(2)仕事の成果を最大化してくれる
例えば、Aという商品の商談に行った時に、顧客がAには興味を示さずBについて相談してきた場合を考えましょう。
担当製品外だからと無視する人は主体性がありません。反対に主体性のある人は、自分の担当製品外のBの情報を追加で確認して顧客に提示し、関係構築を行います。
どんどん自分の仕事の範囲を広げられる人と、そうではない人では成長スピードに差が出ますし、案件獲得率や顧客リレーションにも差が出ます。人は「何でもどんどんやってくれる人」に、より仕事をお願いしたくなるのです。
(3)成長意欲がある
主体性がある人は成長マインドを持っているので、(1)や(2)で見たように、自分の範囲外の仕事でもやろうとする気持ちと実行に移す行動力があります。
もちろん、仕事は依頼された業務をやっていれば一定の評価を得られますが、「言われたことをやる」のでは、あなたにお願いする必要が無い、つまり代替可能であるという点は否めません。
「人から頼まれたことしかやらない」、「自分からは動かない」という態度を続けていると成長の機会を失います。そして、「やれることを増やす行動」が取れないと、自分の経験値が上げられるかどうかは頼まれた仕事のみに左右されることになります。
その場合、頼まれる仕事が経験を積めるものでない限り成長ができないという、ある意味ばくちのような状態になるでしょう。
▶次のページでは、主体性の必要性と高めていくコツを解説します。