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悪気はないけど……「見た目に口出しする男性上司」への牽制術

#お仕事ハック

ぱぴこ

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「見た目にあれこれ言う男性上司がうっとうしい」というお悩みに、外資系OLコラムニストのぱぴこさんがアドバイス。

見た目にあれこれ言う男性上司がうっとうしい

私の見た目についてあれこれ言ってくる男性上司がいます。気分を変えたくてたまに髪の毛を巻くと「巻いた方が良いよ!」と言われます。逆に髪型にこだわらない日は何も言われないので、ちょっと手を抜いてしまっている気持ちに……。正直不愉快なのですが、どう対応したら良いのでしょう。

 

「お前の感想とか求めてないよ!」と言ってしまいそうな、(どうでもいい)男性上司からの「髪、巻いた方が良いよ!」のコメント。無理ぃ。

思わず本音が漏れてしまいました。

しかし、とにかく上司が時代遅れです。もうね、令和の時代に、親しくもないプライベートではない関係性で、しかも上下関係において「容姿についてつべこべ言うな」なんですよ。

もちろん、仕事場にそぐわない超ミニスカとか露出が激しい的な諸注意は別として、です。

いらない噂を立てられる前に、線引きは重要

モヤモヤを抱える理由である「上司に悪意はなさそうだが、自分が不快」については、角が立つのを避けてニコニコと「ありがとうございます~」の対応をしていると、いらない噂を引き寄せることもあるので、どこかで線を引いた方が良いです。

いらない噂とは「上司とデキている」「色目を使っている」などの「こっちは被害者なのに!?」という誤情報です。

もちろん、その上司が老若男女全ての人間の容姿について、絶対に一言コメントする人であれば別ですが、恐らくそうではないでしょう。

本人はコミュニケーションのつもりであることの迷惑さ

一応、「なんでわざわざ見た目にあれこれ言ってくるのか?」の心理を考えると、大まかに以下が挙げられます。

(1)かわいがっているつもりで言っている
(2)世代が違う女性と会話がしたいので、その糸口として利用している
(3)愛想笑いなどで反応してもらったなどの経験があり、相手が「うれしがっている」と勘違いしている
(4)女性は外見の変化を気にかけてもらう方がうれしい、という思い込みがある

全てが最悪、という結論になりますが、おおよそこんなところでしょう。

服装や容姿についてのコメントがコミュニケーションだと思っている年上男性は予想外に多く、本当に「いらんこと言わずに黙っておけ」という念を飛ばしている女性は多いです。

伝家の宝刀「セクハラですよ」

職場だし、上司だし、という点で気を使って「容姿いじり」を受け入れていると、どんどん「容姿について口出ししてもいい人」になります。

相談者さんは「気に食わない」と思いながらも「言われないと手を抜いている気持ちになる」と、想像以上に上司のコメントに影響されています。重症です。

自分のためにめかすことが、他人の言葉で左右されるイベントになるのは非常に不快です。

対応策はあるのか? 少なくとも、不快感を表明することは重要です。

真剣なトーンでなくても「〇〇さんの好みは聞いてないです~」とちゃかしつつ牽制したり、「職場であまり外見について言われるのはちょっと……」と伏し目がちに言ってみたりと、イエローカードを出してみるのは手段の一つです。

また、「どうしてそう思うのですか?」と淡々と理詰めで“なんでなんで質問”を投げかけてみて、こちらがボールを持ち続けないという小技もあります。

改善されない場合の対応方法を調べておく

例で挙げたような一言で即座に改善されればいいですが、そう簡単にはいかないのがセクハラ系コミュニケーションの面倒なところです。

しかし、毎日の職場で少しずつ「不快感」がたまっていくのは問題なので、どんな手段があるかを調べておいて損はありません。大きく以下の2つが改善されない場合の手段として存在します。

(1)周囲の人への相談
(2)人事、コンプライアンス室、労務への相談

状況を見ながら……になりますが、自分だけなのか、周囲も同じように感じているのかを把握するだけでも心的負担は変わります。

また、状況が看過できないところまで進んで(2)の手段を取る際も、周囲の人間へヒアリングが入る場合もあります。

その際に「普段から悩んでいたのか」という観点で見られることもあるので、その観点でも周囲の人への相談は重要ということを、頭の片隅に入れておきましょう。

Point.

・容姿への言及は時代錯誤の最悪コミュニケーション
・NOと言わずにNOと伝える牽制球を投げる
・改善されない場合の手段を確認し、準備をする

(文:ぱぴこ、イラスト:黒猫まな子)

ぱぴこ

外資系ときどき激務OLコラムニスト。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)。
Twitter:@inucococo
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