「好かれる上司」が絶対にしないこと6つ
あなたの周りには、誰にでも好かれて信頼されている上司がいませんか? 不思議なことに、好かれている上司って仕事もできて、さらに上からも下からも愛されているんですよね。今回は、働く女性のみなさんに「好かれる上司がしないこと」について聞きました。
(1)ひいきをしたり、不平等に扱ったりしない
・「ひとりだけ特別扱いして、ひいきするなどせず、みんな平等に見る」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「特定の人をひいきしない。みんなに同じ扱い」(26歳/医療・福祉/専門職)
いくら上司とは言え、お気に入りだけをひいきする人や、不平等な扱いをする人と一緒に仕事はしたくありません。人間ですから、相性がいい人と悪い人がいると思いますが、仕事中は平等に扱ってほしいものです。
(2)プライベートに関する質問をしない
・「好かれる上司が絶対しないことは、プライベートのことに首を突っ込まない。失敗してもサポートしてくれる人だと思う」(24歳/自動車関連/その他)
・「個人的なことやプライベートを聞いてこない」(29歳/医療・福祉/専門職)
女性とお話したくて、あれこれプライベートな質問をしてくる上司って、本当に煩わしくて嫌な存在ですよね。部下と話がしたいのならば、食べ物のことや天気のことなど当たり障りのない話題をお願いしたいです。
(3)理不尽に怒らない
・「理不尽に怒らない。話を聞く。ミスしたとき一緒に責任を取ってくれる」(27歳/金融・証券/営業職)
・「頭ごなしに怒らない。部下のことを考える」(26歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
好かれる上司は、部下がミスや失敗をしたときに、まず怒鳴るのではなく、どうしてそうなったかと理由を聞いてくれます。そして対処法をアドバイスしてくれるもの。決して感情的にならず、「俺が恥をかいただろう。どうしてくれる」など、自分のメンツばかり気にするような人ではないのです。
(4)意見の押しつけをしない
・「自分の意見ばかりを言うのではなく、部下の話もしっかり聞いてくれる人」(27歳/自動車関連/専門職)
・「自分の意見ばかり通さない。すぐに怒らない」(25歳/医療・福祉/営業職)
「上司である自分が正しい、自分の意見がすべて」と、部下の意見を認めない人は、やっぱり好かれることはありません。部下にどう考えるか、どうしたらいいのか意見を出してもらい、一緒に解決策を探ろうとする上司と仕事がしたい女性が多いようです。
(5)悪口、陰口、嫌味を言わない
・「人を馬鹿にしたり、部下の悪口を言ったりしない」(25歳/その他/事務系専門職)
・「人の悪口を言わない。明るい。どんな人に対してもニコニコ接してくれる」(28歳/医療・福祉/専門職)
陰口や悪口って聞いているだけうんざりするのに、それが上司の口から言われたら、「私も陰で言われているのでは?」と疑心暗鬼に陥ってしまいますよね。陰口や悪口を平気で言う上司は100%慕われませんのでやめてほしいです。
(6)ミスを部下のせいにしない
・「自分のミスを人になすりつけたり、発言をころころ変えたりしない人は好かれる上司」(27歳/学校・教育関連/その他)
・「好かれる上司は、仕事のミスを部下に押しつけることをしない」(28歳/その他/事務系専門職)
上司として試されるのが、部下が失敗やミスをしたとき。一緒に謝罪をしてくれたり、リカバリーをしてくれたりと、頼れる上司が好かれるのは当然なことです。
まとめ
一部の部下だけをひいきしたり、ミスを押しつけたりしないのが好かれる上司の共通点であるという声が多く聞かれました。誰だって「嫌われる上司」よりも、「好かれる上司」のほうがいいにきまっています。あなたが上司になったときには、「慕われて好かれる上司」になれるよう、アンケートの結果をぜひ参考にし、部下とのコミュニケーションを図ってくださいね。
(唐沢未夢)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月7日~3月11日
調査人数:390人(22~34歳の働く女性)
※この記事は2020年10月19日に公開されたものです