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アボカドの栄養素とは? はたらきと栄養を逃さない食べ方

栄養の基本

平井千里(管理栄養士)

アボカドの豆知識Q&A

最後に、アボカドの保存方法や種の取り方など、知っておくと役立つ豆知識を紹介していきます。

アボカドの保存方法

早く食べたいのであれば、常温保存がいいでしょう。

切ったものを、昼と夜の2回に分けて食べるなど、短時間であれば冷蔵保存も可。

カットしたアボカドは酸化を防ぐため空気に触れないよう、ラップに包むか袋に入れて冷蔵庫へ入れてください。

種の上手な取り方

実は、非常に簡単に種を取り除く方法があります。

楕円状になっているので、できるだけ円周の大きい部分を一周カットします。カットした実を左右にひねると、ネットなどでよく見る「種が丸見え」のアボカドになります。

この種を、包丁の下の角(正確には包丁の「刃元」と呼ばれる部位)で刺し、ねじると種が面白いくらい手軽に外れます。

ワサビ醤油をかけて食べるとトロの味がする!?

「ワサビ醤油をつけて食べるとトロの味がする」という都市伝説的な食べ方も。

切ったアボカドにワサビと醤油をつけるだけですので、疲れて帰ってきた日でも簡単に作ることができます。未体験の方は話のネタにどうぞ。

栄養素が豊富なアボカドをおいしく摂取しよう

アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど、クリーミーで栄養素が豊富な食品です。

醤油などの和風調味料にも合いますし、マヨネーズなどの洋風調味料にも合います。サラダの具材として使うもよし、さらにはグラタンや天ぷらなどにするのもよし、さまざまな食べ方でアボカドを楽しんでください。

(平井千里)

※この記事は2020年09月29日に公開されたものです

平井千里(管理栄養士)

小田原短期大学食物栄養学科准教授、女子栄養大学栄養科学研究所客員研究員。All About「実践栄養」ガイド。メタボリックシンドロームについて研究。前職では、病院にて栄養科責任者と栄養相談業務を行う。現在は教壇に立つかたわら、実践に即した栄養の基礎を発信している。

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