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アボカドの栄養素とは? はたらきと栄養を逃さない食べ方

栄養の基本

平井千里(管理栄養士)

栄養素を逃がさない食べ方とは?

続いて、効率的においしくアボカドを食べる方法について考えていきましょう。

栄養素を逃さない調理方法は「生」

アボカドの栄養素を逃がさないための調理といったら、やはり生が一番だと思います。カットしてそのまま食べることになるので、栄養素が逃げることはありません。

生だと固い場合は加熱もOK!

アボカドあるあるとして、「切ってみたら固かった」という場合もあるでしょう。加熱すれば柔らかくなり、おいしく食べられます。バターで焼いて醤油をかけても良し、グラタンに入れても良し、カボチャのように揚げても良しです。

切ってみたら固かったという場合は、このような調理方法をお試しください。

栄養素を逃してしまう調理方法や食べ方はある?

栄養素を逃がしてしまうのでNGという食べ方は特にありません。

調理をするということは、必ずと言っていいほど栄養素のロスが起こります。したがって、栄養素を逃してしまうことを過度に恐れていたら、料理は成立しません。

栄養素のロスを考えるよりも、まずは自分で料理することの楽しさを知り、さまざまなレパートリーを増やして偏りのない食生活を意識することの方が大切です。

とはいえ食べ過ぎには注意!

「森のバター」と呼ばれるほど脂質が多いということは、少量でもカロリーが高い上、口当たりがいいので食べ過ぎのリスクはあります。

したがって、アボカドだけで1食終わり、というような食べ方はおすすめしませんが、一般的な食生活に取り入れる分には問題ありません。

次ページ:アボカドの豆知識Q&A

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