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アボカドの栄養素とは? はたらきと栄養を逃さない食べ方

栄養の基本

平井千里(管理栄養士)

アボカドに含まれる栄養素と効果

では、アボカド100g当たりの栄養成分を見ていきましょう。

アボカド100g当たりの栄養成分

エネルギー 187kcal
水分 71.3g
たんぱく質 2.5g
脂質 18.7g
炭水化物 6.2g
カリウム 720mg
飽和脂肪酸 3.21g
一価不飽和脂肪酸 10.82g
多価不飽和脂肪酸 2.16g
食物繊維 5.3g

▲出典:日本食品標準成分表 2015 年版(七訂)デ ータ更新2019年より一部抜粋

アボカドに含まれる「体にいい油」

アボカドの栄養素で特筆すべきものの筆頭は「脂質」です。

「森のバター」と呼ばれるほど、脂質が豊富で、可食部100g当たりにおおよそ18.7g含まれています。

この脂質の量もさることながら、動脈硬化や血栓の予防、血圧を下げたり、血液中の悪玉コレステロールを下げたりする不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、一般的には「体に良い油」などともいわれています。

夏バテや熱中症対策にも

他に、カリウムや、水溶性ビタミン類も豊富に含むため、夏バテなどで食欲がない時や熱中症対策などにも◎。暑い夏は、冷蔵庫で冷やして食べるといいと思います。

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