お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

扱いづらい。ふてくされる人との上手な付き合い方

高見綾(心理カウンセラー)

ふてくされている人の上手な扱い方

では最後に、ふてくされた態度を取る人の心理別に対応する方法をお伝えします。

(1)反対の意思を示している場合:相手の言い分を聞く

無言で反対の意思を示しているような場合は、まず相手の言い分を聞くことから始めてみるといいでしょう。

この時、「何でそういう態度を取るの!?」と頭ごなしに叱ってしまうと、相手はますます頑なになるので、「私はこういう意図で言ったんだけど、伝わっているかな?」「あなたの考えも教えてほしい」とこちらの気持ちを話しながら対話を進めていきましょう。

あくまでも冷静に、「お互いに理解し合う」ことを目的に話すというのがポイントです。プライベートで恋人に構ってほしくてふてくされている場合も何か言い分があるはずですので、お互いの気持ちを伝え合えると良いですね。

(2)気持ちを察してほしい場合:指摘は相手の良いところと一緒に伝える

ふてくされる態度を取る人を見ると、どうしても相手が悪いと思いがちですが、もしかしたら自分たちの側にも改善すべきことがあるのかもしれません。

誰しも、自分の気持ちを理解しようとしてくれない人の言うことには、耳を貸す気持ちになれないものです。風通しが良い関係を作るためにも、ふてくされる態度を取る人の良いところを見つけて積極的に伝えるようにしてみるのはいかがでしょうか。

例えば部下や後輩であれば、「少しスピードは遅いけどミスは少ないよね。丁寧にこなしてくれるから助かるよ。もっと慣れればスピードも上がるんじゃないかな」と前向きに伝えれば、悪い気はしませんし、自分の気持ちを理解してくれているのかも……と思いやすいです。

(3)思い通りに進めたいと思っている場合:何事もなかったように接する

相手が構ってほしいという気持ちや、自分の思い通りにしたいというわがままな気持ちからふてくされた態度を取っている場合は、何事もなかったかのように普通に接するのが良いでしょう。

「どうしたの?」と気にし過ぎたり、構い過ぎたりしてしまうと、相手は味をしめてまたそういった態度を取ってくることになりかねません。ふてくされた態度を取ってもこの人には通用しないんだと分かれば、トーンダウンしていくでしょう。

(4)気持ちの整理をしている場合:しばらくそっとしておく

素直になれなくてふてくされていたり、気持ちを整理するために無意識でムスッとした態度を取っていたりするような場合には、しばらくそっとしておくことをおすすめします。

相手の気持ちが整理されたらふてくされた態度が直ってくるはずですので、あまり気にせず「そういう時もあるよね」程度の心持ちで見守りましょう。

相手の心理に応じた対処法を取ろう

身近にふてくされやすい人がいると、正直なところ扱いに困ってしまうものです。

ふてくされた態度を取るのも、「構ってほしい」「自分の気持ちを分かってほしい」「自分の思い通りにことを進めたい」「気持ちを整理している」など、さまざまな心理があります。どの心理に当てはまるのかを見極めて、相手に応じた対処法を取っていきましょう。

(高見綾)

※画像はイメージです

※この記事は2020年09月26日に公開されたものです

高見綾(心理カウンセラー)

“質上げ女子”のカウンセリングをメインで行っている。電話、面談(ZOOM、名古屋)によるカウンセリングや講座を中心にあなたのお悩みをサポート。

大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事。自身の悩みを解決するために心理学を学びはじめ、人生がうまくいくためには特定の法則があることに気づく。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただいている。

著書は「ゆずらない力」(すばる舎)。他、PHPスペシャルに記事を寄稿するなどマルチに活動中。

高見綾のブログ https://takamiaya.com/

 

この著者の記事一覧 

SHARE